晴歩雨読

■晴歩雨読
 自分で書いておきながらどう読むのか分からない。でも晴耕雨読をもじったことは分かっていただけると思う。
 朝4時過ぎに目覚める。いつものようにCNNニュースを英語モードで流しながらうとうとする。8時の家族が出かけるまでは顔を出さない方がいいという判断で部屋で過ごす。来る時のために身辺整理をやる。QUOカードと図書カード7枚が出て来た。
 天気は曇りのち雨である。こんな日は、カメラを置いて出かけるしかない。撮影してもシルエットのようにしか写らないだろう。
 久しぶりで書店に向かう。欲しい図鑑がある。1冊3,600円もする。3冊必要なので消費税もあるとかなりの金額になる。さて、どうするか。
 朝見つけた図書カードは新聞に掲載された謝礼であるが、6千円ほどしかない。書店でQUOカードは使えるかと聞いたら使えないということだった。
 そこで、本を買うには投稿文の掲載謝礼でやろうと決めた。ネタには事欠かないが文章力がないので、訓練のつもりでもある。
 書店後前にある図書館に入る。目的は自宅の暖房費節約である。3時間以上いたと思うが、1冊読み終えてしまった。
 そのため、今日は5km程度の歩きになった。しかし、距離が短い場合は、一生懸命歩いた。2kmを20分で歩く速さである。この速さが家人のウォーキングの尺度である。
 過去に撮った写真を載せます。
 コガモのメス。

■「作家の道楽」(夢枕 獏著、KKベストセラーズ、2013年)を読む。
「〜山にこもり、一か月をかけて、一編の小説を書き上げた。」
「常人を遥かに凌駕する才能を持った人が、普通の人でもしないほどの努力をする。」
「〜誰からも言われなくなることが、ある程度年齢を重ねた作家には、一番怖いんだ」
「二十四時間隙間なく努力している人間が負けたら、言い訳なんてない」
「完全燃焼」
「本当に自由なんだ。その自由の中には、死ぬ自由も含まれる。」
「生命体としての基本的な要素を、山が思い起こさせてくれる」
「〜一生を、山に捧げなくてはいけない〜」
「写真を撮るという行為の中で、一番楽しいのが光との対話なんだ」
「写真は、連写でないこの一枚への信仰を、持っていなきゃダメだ」
「〜写真というのは、詩を書くことに通じる〜」
「〜写真ってのは、暴力だから」
「一つの谷を、四季を通して一年間、じっくり撮ってみたいという願望もある。」
「幸せな家庭に幸せな釣りはない。幸せな釣りに幸せな家庭はない」