耳当て

■耳当て
 今朝は7時前に起きる。すぐに、外の雪の状態を確認する。ん〜ん!
 天気予報の天気図は、完全な西高東低の等圧線が南北ではないが、間隔が狭く、低気圧が2つ来ている。大雪警報が発令されている。おまけに、不要不急の外出は控えるようにとのおせっかい報道も加わった。
 こんな日に好き好んで外出する必要はないと判断し、部屋のテレビの音量をゼロにしてパソコンで喫茶店ミュージックをかけてコーヒーを飲みながら過ごした。
 水は半分ほどあるので、不急であるが読む本がなくなってしまった。
 図書館のついでにどこかに食べに出ようと考えていた。財布の小銭入れに千円札を折り曲げて入れているが、あまりにも長期間使わないのでモサッてしまった。小銭入れとて完全防水ではないので少しずつ水分が入ったのだろう。
 何に使おうかとあれこれ悩み、ラーメンにしようと考えたがこの雪で小杉まで歩くのも面倒になった。それならば、コーヒーショップはどうか。しかし、今しがた飲んでいたばかりであり、高くて、狭くて、うるさくて(平日は静か)、そう旨いとも思わないコーヒーは何かの用事があるとき以外が行きたくない。
 使うものが無い!
 外へ出たら暴風雪である。30分ぐらいの距離であったが、バスにした。千円はエコマイカで使用した。
 バス停までは、前の職場の女性社員の方々から退職記念にプレゼントしていただいた耳当てをしていったが、あったかくてありがたかったねえ。これからは、毎日お世話になると思う。

 過去の写真を付けます。


■「ゆるゆる人生のみつけかた」(鈴村和成+野村喜和夫著、言視舎、2014年)を読む。
「〜旅先で絵を描いて、旅費をかせいでは尺取り虫のように先へ進む。」
「ゆられ、ゆられ もまれもまれて」
「〜欠乏をとことん楽しんでしまう。」
「金がないと、歩きます。これは健康にいいんですよ。足腰も強くなります。」
「金がないほど、ゆたかな旅ができる〜」
「いつまでもありがたいと思ているのは、ずぼらを学んだことだね。〜」
「書くことでサバイバルしていく」
「絶望の姿だけが、その人の本格的な正しい姿勢なのだ」
村八分になっても、粗面楚歌でも、たった一人になっても、みっともなくても、卑怯でも、なんでもいいから、ただ生き延びよ、〜」
「逆らわず、受け入れる」「〜最後に笑うのは、ゆるゆる老人です」
「汚れて透きとおっている」
「いつまで君は、こんな所で死んでいるのだ?」
「〜抜け殻になってゆく涼しさよ。」
「コロッケ一個がごちそうであった。」