■雪
 午前中はみぞれの中を歩いていた。この時は雨と雪では雨の割合が多かった。それから、雪の割合が増えた。午後からは、ボタン雪になっていた。それからは、粉雪になった。しかし、さらさらの粉雪ではなく、重い粉雪であった。傘の上に積もった雪が滑り落ちないので重くて手が痛くなった。

 環水公園では、ミコアイサのオスが6羽見えた。セグロカモメが吹雪の中を飛んでいた。先日書き忘れたことを思い出した。トビがカラスに攻撃されている。だいぶやりあっていたが、最後は離された。しかし、2倍以上の大きさで猛禽類のトビに攻撃を仕掛けるカラスには驚かされる。
 ユリカモメの過去の写真です。

■「他界」(金子兜太著、講談社、2014年)を読む。
「92歳で手術」
「荒凡夫」
「物足りて心うろつく」
「〜本当に自由な人間は、自由、自由って言わんものです。」
アニミズム・・・すべてのいのちが自分のいのちとまったく違和感なく混ざり合っている。」
「綺麗とか汚い、役に立つとか立たない、などに縛られている人間には見えっこない世界がそこにはある。」
「失ってみて初めて分かる、倍増しでわかる。」
「過去になっていない過去がある」
「無になりたいと思うこと自体が、自分を縛っている。無縄自縛です。」
「おそらく年をとるというのは、アニミズムの世界に近づいていくということではないでしょうか。」
「描き出された未来には、必ずその原点となる過去の体験がある・・・・・。」