墓掃除

■墓掃除
 登山をリタイヤしたので予定が狂ってしまった。何かすることはないかと家人に問えば、墓掃除と草むしりと返ってくる。そこで、朝5時過ぎに出発して墓掃除に向かった。墓地に着いたが、自分の家の墓の場所が分からない。年に一度しか来ない親不孝者のことだからしょうがない。やっと見つけたら、既に花とローソクと線香が手向けてある。墓石に撮り付いているコケを取り除き、草むしりをして戻った。
 家人は休みなので午前中は車が使えるので海岸へシギに出会いに向かう。
 釣って要らないのなら、リリースすればいいのにと思った。

 キアシシギのいい写真がとれたので、図鑑更新である。

 午後からは、図書館へ行く。読む本が無くなってしまった。
 そして、庭木の片づけである。これは、しんどかった。汗だくである。終わってからぬるま湯でシャワーを浴びてエアコンの効いた部屋で眠ろうとしたら、家人がプールから戻って来た。今年初めてのスイカを食べた。
■「やめたら」(大橋巨泉著、角川書店、2009年)を読む。
「しかし上がったものは必ず下がる。」
「こわれてしまった日本人がもっと出て来ます。」
「昔は農業国で、巧みに循環させていたものが、工業化により消費型社会に転換して問題が大きくなっているのです。」
「人間には我慢しなければならない時がある」
「われわれ現代人は、便利さを追求する余り、もっと大切なものを忘れたのではないかと。」
「民主主義に不可欠なものは、自立した個人です。自立した個人とは、自分を自分で守る--いわば自衛の思想を持っていなければなりません。」
「他者に優越するだけではダメで、自らを厳しく律する訳です。」