準備

■準備
 子供たちが帰省しているので、自分を除く家族は軽井沢のアウトレットへ出かけた。自分の役目は昨日、タイヤ交換をし、空気圧を高速モードにし、ETCカード渡すことであった。タイヤ屋さんで前の会社のYさんと目があったが、キットキットの顔をしていた。土曜日に数人で出かけるようなので、またかと思ったりした。
 今日は静かな朝を迎える。当然朝食は準備されてないので、久しぶりに朝マックへ向かう。しかし、ただ行くのは脳がないので、明日から本格的に始まる学校への近道を見つけながら向かう。
 立山の稜線はきれいに見えていた。いい天気だ。
 ゆっくり時間を気にせずにアイスコーヒーが無くなるまで読書タイムであった。朝の充実したひと時を味わう。来た時の道では少し戻らなければならないので、帰宅するときにも近道を探る。5分程度早くなることが分かった。
 昼近くになって雲が湧いてきた。山の稜線は見えない。立山登山は中止で正解のようだ。目の肥えている(毎週百名山登山)連中なので、ただ登るだけでは不満足であろう。
 家人は、小遣いということで6万円くれたので、久しぶりに昼は贅沢することにした。以前、Kさんから紹介していただいた中華料理店であったが、ここの看板メニューであるマーボナスを食べていなかった。ちょうど旬であるので向かう。
 図書館へ行く途中にあるので至極便利である。マーボナスでもラーメン、ドンブリなど多彩なメニューで迷う。ミニラーメンが付いているメニューにする。スープ代わりでいい感じだ。

 感動の味であった。ここはメニューが多彩なのでこの後も何回か行くだろうなあ。
 雲が厚くなり太陽が隠れたので、昨日の続きの草むしりをやる。今回もゴミ袋一袋分でやめた。
 シャワーを浴びて、涼みながらこれから午睡する。

■「草刈る人」(玉村豊男著、新潮社、2001年)を読む。
「たいていが、年齢も五十を越え、会社や社会でそれなりの地位について仕事をしている男たちである。それが、これまで心血を注いで彼らとその家族を支えてきた仕事より、たった二時間の草刈りのほうが達成感があるという。」
「〜自分の生活を文章や写真にさらけだすことを仕事のひとつとするライフスタイル・ビジネスを営んでいる〜」
「〜会社の人間関係なんか、選択の余地ない閉鎖的な共同体そのものではないか。」
「日の出とともに起き出し、めしを食ったら昼寝する生活。」
カッコウが鳴けば霜は降りない」
「人間の物理的な生長が一刻一刻死に向かって近づくことであるとすれば、老化もまた生長にほかならないからだ。」