剪定

■剪定
 剪定についての授業が1週間ほど続くようだ。今日は、理論である。どの枝を切るか、何故か。切ったらどうなる、まで考えて行うのである。
 自己流で剪定していた生徒が、樹を枯らしてしまったと2名もいた。
 一般的に切除すべき枝には、徒長枝、ひこばえ、からみ枝、幹吹き、逆さ枝、立ち枝、ふところ枝、車枝、かんぬき枝、平行枝とされているが、あくまでも基本であり実際の木を見てケースバイケースで行うということであった。
 格言:迷ったら切るな!
 剪定の時期と程度も樹木によって異なり、下手すると枯れてしまう。
 枝の切り方については、ブランチバークリッジとブランチカラーを残すように切る。決して、フラッシュカットは駄目ということであった。この内容は、森林ボランティアでも習っていた。要するに枝だけを切り、幹は切るなということであるが、難しいのは、幹と枝の境目である。ここについては、実際の樹木を前に丁寧な説明があった。
 午後からは、樹木のスケッチの続きを行い、どのように剪定するかをグループで話し合うことになった。経験者もいることで、なかなか結論が出ない。スッキリさせたい人もいるし、樹形を整えたいという人もいる。3斑に分かれてそれぞれベスト3枝を選ぶことになった。どの方向から見ても違和感がなければOKということになった。
 植物を管理する一つに剪定があるが、この段階で行く末に不安を感じている。病気の診断や対策も大きなテーマである。まだ、この業界のドアをトン、トンとノックしただけの段階である。ドーンとドアを開けたわけではない。引き返すには、♪♪間に合うかもしれない、今なら〜と、拓郎も歌っている。ドーンと言えばノックは3回であった。(なんのこっちゃ!)

■「ひんやりと、甘味」(多数、河出書房出版、2015年)を読む。
「神聖なる取材〜」
「しかし、揃いも揃って、それらの店が間違っているのは、ギンギンにクーラーを効かせていることだ。」
「〜一日一食。がりがりに痩せていた。」
「記憶は美化される〜」
「夏の花が好きな人は夏に死ぬ、と。」
「その頃、高利貸しのことをアイスクリームと称していたという、高利貸しー氷菓子つまりアイスクリームというわけで〜」
「お代わりをしないで、出てくるなんて、見っともないと考える。」
「〜家元は何でも書く、何でも書ける。理由は一つ“いい加減”なのである。」
アイスクリン
「私は毎年氷水を飲む。」
「巨大な企業のなかにいると〜人はゆがんだ性質になる。」
「トコロテンを漢字で書けば心太で、〜」
「不幸は子供を強くする。」