アジサイ

アジサイ
 今日は天気がいいので予定が変更された。午前中は公園で剪定練習である。
 ヤブツバキの何本目だろうか?今日で最後なのでチャレンジすることにした。それは、枝をなるべく切らずに透かす方法である。最初は「秘技:三つ葉残し」にしようかと思ったが流石にヤブツバキではできない。
 教科書通りの剪定であれば、いわゆる忌み枝と呼ばれる、枯れ枝、立枝、戻り枝、下り枝、並行枝などを抜いていくが、これを徹底すると穴が開いたようになって、寂しい感じがする。葉の一枚単位で切っていった。やっと納得いく姿になったので評価をお願いした。先生の評価は無言であった。しかし、次の樹を指示されたのでまあまあなのだろう。
 隣の人が指摘されている。しかし、彼は、花芽が付いているのでかわいそうで切れないと応えていた。先生曰く、花芽を全部切るわけではないので剪定練習を主にして欲しいという指示であった。その後、彼のバツバツと切っていった姿に圧倒された。
 通常剪定された枝は短いのでゴミ袋に入れるが、縄で縛らなければならないほど、元から落としている人がおり、その後片付けの手伝いをさせられた。
 午後からは、雪囲いの3部であろうか。アジサイの雪囲いである。竹の棒を差して3か所を縄で縛るだけなので囲いとは言わないかもしれない。5人で50本ほどのアジサイである。午前中に頭がトリマで取り払われていた。
 竹の棒を立てるには、大きな木槌(片手カケヤ?)で打たなければならない。これが重労働である。20cmは埋めないと不安定になる。各自縛る高さがバラバラでひどい外観になってしまった。ハサミで切った人差し指は縛るのに必要なので、昨日の内に薬局でテーピングを買ってしっかりガードしたので問題はなかった。
 この作業は結構堪えた。何人もが疲れたと話していた。
■「時を歩く」(松村崇夫著、東洋出版、2015年)を読む。
「イチジクは、アラビア南部、あるいは小アジア原産のクワ科の植物だ。」
「書がかければ、絵もかける。」
「説明はつかないが、座禅と自然葬はつながっている気がする。」
「窮すれば通ず」