朝の電話

■朝の電話
 毎日、つつましく生活しているつもりである。今朝も通学路を歩いていると携帯電話がなった。名前は表示されていない。間違いだろうと出ると、前の職場で働いていてだいぶ前に退職したNさんであった。部品加工会社へ再就職した聞いていたが、あれこれと渡り歩き今は葬儀屋という。電話で葬式の売り込みをされた。今すれ違ったところだという。こちらは気が付かなかったね。 
 今日も朝からアカマツの剪定である。アカマツはなかなか手ごわい。まず、葉が柔らかい、小枝が多い、からみ枝が多い、虫が多数わいている・・・。
 しかし、今日はマツカレハの幼虫を捕食するサシガメ科の昆虫が現れてくれた。カメムシ目サシガメ科で、ヤニサシガメらしい。(種類が多い)これは、益虫である。
 二人で受け持っていたが、これは駄目だと応援を寄越してくれた。4人で担当する。透かしても透かしても濃く見えるので、枝を切るしかないと先生に相談すると、枝を切る必要はない。先頭の芽を3ツ以上あるのを1つ手で除去すればいいとのこと。その通りにやったら、なるほど透けてきた。しかし、芽を残せとか摘めとかその判断は難しい。
 今日も私以外の生徒はイキイキとやっていた。こんなに面白いとは思わなかったという声も聞こえる。
 やはり自分には向いていないのだろう。

■「四次元時計は狂わない」(立花 隆著、文芸春秋、2014年)を読む。
「雑多なもの、どうでもいいものは、最初から意識的に排除して、目の前にあっても見ないようにすることで世の中がよりよく見えるようになったということだ。」
「年をとればとるほど、無関心領域はさらにふえ〜」
心的外傷後ストレス障害(PTSD)」「外傷後生長(PTG)」
「ひこばえ〜ひことは曾孫のことである。」
「木というのは、すべて、中心部から樹皮の側に向かって育っていきますから成長点は、樹皮のすぐ下の形成層というところにあります。」
自然エネルギーの素材ナマ利用は効率が悪すぎる。バイオマスだけではない。風力も、太陽光も同じことで効率が悪すぎる。」
自由電子レーザー」
「四次元時計」
「〜日本の住民登録制度はかなり普通ではない。」
「飽食の時代はもう終わったのだ〜」
「ガンはいまや不治の病というより、病院に通いながら長期にわたって付き合い続ける慢性病の一種になりつつある。」
はやぶさ 遥かなる帰還の大きなテーマは、世代交代である。」
「目が輝くような体験をすると脳は刻一刻と成長するのだ。」
「地球寒冷化の危機」
「歴史を変えた気候大変動」(ブライアン・フェイガン)
「私達はベトナム戦争について、何も知らない。」(村上龍
「大丸有(だいまるゆう)とは何かというと、大手町、丸の内、有楽町という東京駅周辺の三つのエリアを一体のものととらえる新しい概念。」
「未解決をもって解決とする」
「グリーンケミストリー」「化学物質による環境汚染を防止し、人体や生態系への影響を最小限に抑えることを目的にした化学」
「読めば読むほど自分の知識が乏しいように思えるーー読んだ本の数が増えるにつれて、到底読みきれない本の数も無限に増えていく気がする・・・・」
「実人生の有限の時間の中で、次に何を読むべきかは、誰にとっても永遠の悩みのたねだ。」
「古来日本建築の最高級屋根は檜皮(ひわだ)葺き。」「樹齢80年以上の樹の皮をいったんむき、それから八年後に、再生してくる新しい黒皮のみ使う。」
「お姉ちゃん、溶けたとよ」
「思考能力を捨てるとモラルの根底がくずれ人間はいかなる残虐行為にも走ることができる。」
「自動車は便利な乗り物だが、あまりにも多くの負の側面を持つ。交通事故、交通混雑、環境汚染がその最たるものだろう。」