大潟

■大潟
 約一か月前、知人のTさんとの予定で1月下旬に新潟県の米山登山を計画していた。しかし、その後大雪になり登山は中止になった。しかし、この時、登山後の昼食場所や温泉も決まっていたのである。
 今回、昼食場所近くで野鳥観察できる場所をという順序で大潟の公園のお誘いがあった。
 十分に整備されており、何人もの方々が散策に訪れていた。

 野鳥観察ゾーン、自然探検ゾーン、歴史探索ゾーン、○○ゾーンといろんなゾーンがある。最初は野鳥観察ゾーンからである。いきなり、野鳥のシャワー状態である。アトリが群れで来ているようだ。留鳥コゲラシジュウカラヒヨドリヤマガラを撮った。


 景色のいい遊歩道を歩いていると、フキノトウも成っている。今年初見である。

 冬鳥ではツグミで出会えた。

 あれよあれよと2時間以上も散策しており、良く歩いた方である。もうすでに12時を回っており、予定していた昼食場所へ向かう。
 中華料理屋さんであるが、カツカレーが有名ということであった。そこで、メニューを見ると、普通盛と大盛りで300円差しかないので、大盛りを頼もうとした。すると、知人のTさんより、待った!がかかった。店の方も最初の方は普通盛から始めた方がいいと言われる。グラトン・ぜんちであったが、素直に従う。
 かつは注文した時点から上げるので20分ほど待ってくれという。
 来たのを見て笑ってしまった。なんじゃこれは!これで、普通盛なのか!でも裾の方から崩しながら、かき氷を食べるように食らいつく。

 そしてかつに向かう。こ、こ、この厚さはなんだ! 3cmほどもあり脂身がまったくない。衣はカリッとしており、中はジューシーである。

 これは、口に入るかどうか、がっついているところを撮られた。自分は気が付かなかったが後ろに写真があり、大盛りで3kgとなっている。頼まんでよかったなあ。

 格闘すること何分だろう。だんだんとスプーンを持つ力がなくなる。最低でも肉だけは食べておこうと選択と集中戦略を駆使するが、厚いだけでなく大きいのでもはや限界であるが、まだ半分以上残っている。
 子供のころから出されたものを残すものではないとしつけられ、現在も残飯処理人を請け負っている身としてはふがいない。キャベツも平らげた。しかし、しかし、これ以上詰め込むと吐いてしまいそうであるので、キャベツとカレールーを食べてしまった時点でGIVE UP!した。後で知ったが、普通盛でも2kgとのこと。
 カレー専門店で大盛りで400gだったと思うので半分ぐらい食べたとしても3皿分平らげたことになる。
 知人のTさんプロデュースの企画の場合は、最後に必ずAランクの温泉が入る。今回も人気の温泉に連れて行ってもらった。塩化ナトリウム浴でいい気持であった。露天風呂も3種ほどあり全部入った。サウナで汗を流し、大きな湯船で、米山を眺めながら入る温泉は格別であった。


 今回も週末の達人、知人のTさんにお世話になった。知人のTさんの場合は苦労して必ず何かトピックを探して企画に含めてくれるので、インパクトが強く、後々までの語り草には事欠かない。ありがたいことである。
 今後3回先までの予定がほぼ固まった。