■西湖野鳥の森公園他
今日は、知人のTさんプロデュースによる大人の遠足が予定されている。一昨日までは、離島を船で行く計画であったが、天気が悪いので急きょ太平洋側に変更された。この素早い切り返しに戸惑いながらも、LINEで流れる内容を楽しみにしつつ今日を迎えた。
場所は富士山の麓の西湖の横にある野鳥公園である。知人のTさんプロデュースの場合は、散策、美味しい昼食、温泉とこれまで、3点セットであった。しかし、先月ぐらいから、お土産品などが加わり、4本柱になりつつある。
そして、移動に際してもお金がかからないルートを採用される。関東方面へは、R41号線から安房峠越えである。しかし、このままでが時間がかかり過ぎるので、途中から部分的の高速道路を使用するという内容である。10時前に到着する。
太平洋側は晴天で初夏の雰囲気であった。まずは、自然観察コースを歩く。野鳥が濃い。しかし、木が大きくなっており、ここでは撮影不可であった。自然の溶岩で作られた道であった。
芝生広場という場所があって、ここには野鳥が群れで飛んで来ていた。できるだけ撮影したが、木が大きくてなかなか鮮明には撮れない。オオカワラヒワではないかと思われる野鳥もいたが、不鮮明のため破棄した。
これは、マヒワであろうか。
これは、一見アオジだと思ったが、なんか顔つきが違うので違う種かもしれない。
この野鳥公園はパンフレットによると240種類の野鳥が観察できるという。カワラヒワ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラは相変わらず元気であった。
20羽ほどの群れであった。
芝生広場の様子である。
お昼は、名物のほうとう料理である。混むという情報を得ており、11時に到着するように出発する。
朝食は早く、お腹が減っているにもかかわらず、このボリュームは堪えた。広い店であったが、みるみる満員になって行った。野菜も多く入っており大満足である。
そして、いつもはこの後は温泉という運びになるはずであったが、今日は信玄餅の工場に向かう。
このお菓子は一個100円ほどするが、袋詰め放題で220円というサービスがあるのであった。
20個いれれば一個当たり10円ほどになる。しかし、期待に反して終わっていた。
仕方が無いので、半額以下の信玄餅を買うことにしたが、一人一袋限定であった。多くの観光客の方が来られており、テーマパークさながらであった。そして、もう一つのソフトクリームは売り切れであった。
きれいなピンクの花が咲いている。
今回の知人のTさんの企画はとどまることを知らない。続いてはワイナリーで試飲するという。運転があるので、自分に飲めと勧める。ここで自分の無知さ加減に呆れる。試飲は無料と考えていたが、ここでは3種900円からであったので、試飲は止めた。試飲というのはよくないかもしれない。店ではテイスティングと書いてあった。
富士山も見えていたので写真を撮ってもらう。
そして、お待ちかねの温泉である。私はあらかじめHPで調べて割引券を持参してきた。なんと、国重要文化財指定の片倉館の千人風呂であった。
正直、度肝を抜かれた。昭和3年に建てられて、今のお金で数十億円かかると言われる館である。
入り口のドアも風光明媚な作りであった。
湯船は大きいのが一つあるが、深く湯量が多いので、重厚感がある。単純温泉であるが、温度がちょうど良く。全身の疲れが吹き飛ぶような感覚になる。この暖かさは長時間持続した。
そして帰路に着く。安房峠経由で戻るが、吹雪になっている。ノーマルタイヤなので不安はあったが、降り出したばかりのようであったので、急いだ。
富山へ入ってからは雨になった。
今回は、野鳥観察、名物昼食、お菓子工場、ワイナリー、温泉と満貫であった。次回は跳満になるのであろうか。今から楽しみである。
毎回、思考を凝らして企画していただける知人のTさんには大いに感謝している。