■瓢(ひょう)湖
今日は知人のTさんプロデュースによる大人の遠足である。知人のTさんはこの時期は何がいいかと考え、ハクチョウウオッチング企画を検討していた。それを何かのタイミングで知り合いの方の耳に入ることになる。この方は、新潟県で働いている時にハクチョウの北帰行を何度も見ており、いつかは見て見たいと考えていたらしく、まさに渡りに船であった。どうせ見に行くならハクチョウの飛来地として有名な場所がいいと考え瓢湖にしたという。また、昼食もハクチョウにちなんだ食事を出す店を探し、温泉では日本第二位の硫黄含有量を誇る美人の泉を回る豪勢な企画になった。
瓢湖では天気がよかったのも幸いして多くの観光客が来ていた。
公園はよく整備されており、長靴は不要であった。
餌付けの時間までは白鳥の里でビデオを見て勉強である。
多い時で5,000羽以上の飛来があるという、今日の飛来数が掲示されている。
まさに恐るべき数である。氷結している場所では白い塊になって休んでいる。
やはりオナガガモが目立つ。そして、数の威力は全てを忘れさせてしまうくらいの力がある。
オナガガモがハクチョウの上に乗って餌を取り合っているのが面白かった。
私の興味の対象はハクチョウ達といっしょに飛来する稀少な野鳥であったが、なかなか分からない。
やっと変わった野鳥を撮ったが、オナガガモとマガモの交雑種のようだ。(図鑑登録)資料館で確認したら、「よく見つけましたね」と誉められた。そして、アメリカコハクチョウも5羽来ているとの情報ももらった。
残念ながら時間切れである。確認できた野鳥は、マガモ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、オオバン、カワウ、オオハクチョウ、コハクチョウであった。代表してハシビロガモを撮る。
昼になったので割烹に向かう。注文したのは、「はくちょう弁当」である。
上品な味で感動した。
続いて温泉である。すぐ近くであった。
駐車場がいっぱいで臨時駐車場に停めた。ここのお湯は、入ったとたんに「いい湯だ」と実感できる温泉である。含硫黄・ナトリウム・塩化物浴で、520円であった。外気温は冷えていたが、身体のなかから火照って来て額が汗ばんで来る。そして、身体全体が効いていると実感できる。ここの湯はいい!
帰りはお土産である。笹だんごの製造直売の店へ向かう。いつもは買わないが一袋買った。
今回も知人のTさんや彼の知り合いの方に大変お世話になってしまった。感謝してもしきれないくらいである。おかげでいい一日になった。今日もぐっすり眠れそうだ。