試行

■試行
 今日は雨である。ミスドもなくなった、ミスドカードとRポイントカードは残額をゼロにして仕舞った。さて、どうするか。
 いろいろなところを試そうとした。300円程度でゆっくり本が読める場所である。ミスドの時は、モーニングで320円であった。しばらく考えて、近くのコーヒーショップに向かう。徒歩で10分ほどである。ここでは310円と最有力候補になった。
 次いで、自分のパソコンが壊れた場合はどうするかである。これも試しに図書館に行った。「日本庭園」のDVDを見て残りの時間にこれを入力している。
 ブログはできそうだ。
 夕方は買い物に付きあう。昨日のタケノコの大きさで500円ぐらいしている。少しは家計に貢献したかな。
 夕飯は、タケノコご飯であった。やはり採れたては風味と弾力が違う。

■「言葉が鍛えられる場所」(平川克美著、大和書房、2016年)を読む。(その1)
「驚いたことに、若い頃、あれほど熱中していた詩が、なんだか色褪せたものになっていたり〜」
「〜なんだか若い頃の自分に、おとしまえをつけたような気分に〜」
「〜忘れてしまったことさえ忘れているような風景〜」
「〜見えないものを見えるように表現する奇術を使う〜」
「自分を相対化できない思想というものは、すべて信憑である〜」
「表面は変わらないが、内部は常に変転しているのが世の定め〜」
「削り取られ、もうこれ以上は削ることのできないような石のような言葉です。」
「理解できるものは理解し、理解の困難なものは、そのままのかたちに」
「戦後のシベリア帰還者は、敗戦、シベリアでの過酷な労働、帰還後の危険人物扱いと、三度にわたって人間性を踏みにじられるような体験をしてきたことになります。」
「〜無駄な努力を重ねることにもなにがしかの意味はあるということを知る〜」
「年をとるほど、計画性がなく、愚かな人間が愛おしく思える」(向田邦子
「彼らは自分たちの必要にだけ応じてかぎつける」(セザンヌ
「待たれているということが、これほどまでに人間を抑制的にし、義務感をもたらし、規則正しい生活に引き込む〜」
「〜はじめての出来事の前では人間は無力なやじうまでしかない〜」
「矍鑠(かくしゃく)たる知的な労働者」
「微細な変化を嗅ぎ分ける者だけが、災厄の前兆を、独特の仕方で言葉にしている〜」