縄が池探鳥会

■縄が池探鳥会
 今日は加入している日鳥連の行事に参加する。実は昨日からの一泊する行事であったが、今回は予定が重なり2日目の朝のみの部分参加になった。
 いつもは、R304から入るのであるが、時間が余ったのでゴルフ場から入ることにした。違う林道となる。しかし、あまり通らないと見えて落石が多く閉口した。しかし、野鳥は盛んに啼いていた。霧が深い。
 ここは熊騒動が継続中で、縄が池へ行くところにはゲートがしてあった。それを無理やりずらして向かう不心得者の車と出会うが、地元の調査の方だったらしい。
 集合場所に到着である。雨が降っている。

 ここは比較的珍しい野鳥のメッカで別の方も来られていた。雨なのでカメラは出せない。建物のひさしの前にベンチがありそこで座って、野鳥が入るのを待つようなのでそれに倣った。
 カエルの声が大きい。モリアオガエルの卵もたくさん木から下がっている。
 小さいのがオスで大きいのがメスという。

 道路にもモリアオガエルが飛び出しており、Hさんが素手で捕まえて、小学生の男の子といっしょに林に返そうとしているところである。(決して、追いかけているのではない。)

 別の場所では産卵前行動に入ったようだ。

 少し小降りになったので、ツチアゲビを見に行きましょうとなったが、大きなナメクジがいる。150mmはあるのではないか。ヤマナメクジということを習った。

 ベンチの前のナツツバキの木の近くにも一匹いたが、少し小さいとはいえ、街中でみるのに比べれば数倍の大きさである。これもヤマナメクジという。

 ナツツバキという札がかかっているが、ヒメシャラの札もかかっている。葉はナツツバキ特有の特色があるが、全体的に小さいのでヒメシャラかとも思ったが、樹皮がまだら模様に剥離しており、ナツツバキと確定した。
 そろそろ解散かと言うときに管理人の方々が出勤して来られた。中に招かれて、アンケートを書いた。そして、焼き芋を勧められた。美味しかったね。

 数名帰宅されたが、もう少し粘ろうということになったが、こんな状態であった。
 Hさんが、コーヒーを入れてくださった。少し寒かったのでありがたかった。

 野鳥との出会いは乏しかったが、自然の中に身を置くことで、豊かな気持ちが養われるようだ。みなさん、お世話になりました。