呉羽山

呉羽山
 昨日の夜遅く東京から2番目が帰省した。内々定をもらったというので一息ということらしい。中小企業の方がいいと思っていたが、連結売上高1兆円超の企業なので、少し不安が走る。
 朝一で家人より指令が出る。スーパーで6割引きの氷を買ってくることであった。自宅では、自分の方針で氷は製氷機を使わない。あれは水道の水を凍らせただけなので塩素などが心配なためである。そこで、毎回買っている。
 今日も氷だけを買ったら500円以上他のを買わないと6割引にならないとレジに言われ、1000円ほど買ってしまった。スーパーの戦略に引っかかってしまったようだ。
 昨日は29日で肉の日だったので今日は麺類かと期待しつつ、2番目にどこへ行きたいかと問うと、ハンバーグとベーコンというので、呉羽山の店に行った。価格は同じであったが、コーヒー付きではなかった。別途150円なので実質上値上げということだろうか。しかし、十分満足感が得られた。

 天気は雨で散策はできず、次回のお楽しみとなった。

■「主夫のトモロー」(朱川湊人著、NHK出版、2016年)を読む。
「世の中には、どうしようもないことっていうのも、あるもんさ。」
「〜人生の荷物が少ない自分〜」
「それにしても人生ってのは、一瞬で変わるもんだな」
「本当に好きなことは、〜仕事にするな〜」
「〜自分が看板〜」
「会社に勤めていた頃は、まったく想像できなかったほどノンビリとした暮らしぶりだ。」
「この機会に、料理学校に通ってみるか」
「うかうかしていたら人生なんて、あっというまに終わる。だから夢をもたなくっちゃダメだ。夢は人生のコンパスみたいなものだから〜」
「人生のおいしいところを総取りしたい」
「大事なのは〜いつも笑っていることなんだ〜」
「社会から切り離されてしまうと、恐ろしい速さで老け込んでしまう」
「学校や会社に行かなくなると、いくらでも手が抜けるようになってしまうので、むしろ会社勤めしていた頃よりも気をつけなくてはいけない。」
「子供叱るな、来た道だから。年寄り笑うな、行く道だから」
「でも・・・・体が楽だったら、幸せってことでもないでしょ。」
「歳月、人を待たず」
「気を抜いて本を読んだりしている〜」
「まったく人間は、どうして自分と違う生き方をしている者を認めようとしないのかね」
「やはり人間の中には、誰かの笑顔や感謝で満たされる部分があるのだろう。」
「〜どこへ行くにも自転車やバス、電車が基本〜遠出した時はガソリン代の半分を持つ〜どちらかが一方的に甘え切るようなことをしていると、友だち付き合いは長続きしない。」
「〜この世は差別だの争いだのの絶えない世界で〜」
「まるで仕事ならば、どんな事情よりも優先される・・・」
「女房に食わせてもらっているようなヤツが、何を偉そうに。」
「きっと自分の持っている荷物が、世の中で一番重いと信じ込んでいるのだろう。」
「親というのは、本当に勝手な生き物だ。」
「ただ生きているだけで、毎日いろいろなことがある。」
「もともと小説というのは人を楽しませるもの〜」
「その常識に合わせようとして、多くの人がムリをしている。その常識にとらわれ過ぎて、もっと大事なものを壊してしまうこともあるのに。」
「世の中は、やはり厳しい。」
「世の中、ジタバタすれば、どうにかなるものだ。」
「人間は、憎み合うために出会うわけじゃない〜」
「まさに走って走って、走りまくる日々なのだ〜」