カウチポテト

カウチポテト
 午前中からどんよりとした天候で、午後から強い雨である。山へ行かなくて良かった。自分の予想は相変わらず当てにはならない。
 今日の天気のように自分の気分もなんとなくだるい。朝食は自宅でとるが、いつになく豪勢で満腹である。こういう場合は、ひと眠りする。いつものように、突然覚醒のごとくエネルギーが満ちて来る瞬間をとらえて起き上がるつもりでいた。
 しかし、今日は覚醒が現れない。気が付いたら昼になっていた。
 近くのドラッグストアで昼食のパンとお菓子(カレーセンと草加せんべい)を買ってきて、カウチポテトを決め込む。なお、カウチポテトをネットで調べると;
「寝いす(カウチ)でくつろいでポテトチップをかじりながらテレビやビデオを見て過ごすような、自分一人の中に閉じこもって精神的な安らぎを求めるライフスタイル。また、そのような生活を好む人。米国で、ヤッピーに代わって現れた言葉。」
 と出ていた。
 昔、最も嫌った生活スタイルであったが、そんなに悪くも無い。少し、外へ出ようかと玄関のドアを開けたが、雨がひどく降っており、カウチポテトの第二段階になってしまった。明日も、もともとは登山の予定であったのを中止したので、今日と同じことになろうか。(ブヒィ〜!)

■「歎異抄」(唯円著、親鸞述、川村 湊訳、光文社文庫、2009年)を読む。
「即身成仏(生きたままのそのままの身でホトケになること)〜三密行業(身で印を結び、ダラニをとなえ、ホトケはんを念ずる修行のこと)〜」
「十悪(殺生、偸盗、邪淫、妄語、両舌、悪口、綺語、貪欲、瞋恚、愚痴)、五逆(父殺し、母殺し、坊さん殺し、寺壊し、仏に危害を加える)」
浄土真宗は、今の世で本願を信じて、あの世で悟りをひらくと教えてもろうたんや」