久しぶり

■久しぶり
 🎶お久しぶりね〜という歌いだしの歌があるが、おおむねいいことが訪れた時に使うようだ。しかし・・・。
 午前三時、急に苦しくなって起き上がった。下半身が熱くなって力が入らない。過呼吸の軽い状態が襲ってくる。苦しくはあったが、心の中で「お久しぶり」と叫んでいた。原因は、いろいろあろうが、勤めている時はストレスであった。(と、勝手に思っている。)いろいろ調べて絶対に死なないということと、30分ほどで治るという知識があった。念のために、3年前の薬を飲み我慢していたら30分ほどで楽になった。久しく忘れていた感覚を思い出した。しかし、もう治ったものだと考えていたが、まだ潜んでいるようだ。
 今日は仕事(と言っていいかどうかあいまいであるが・・・)である。一応、玄関に「造園業」の金看板を掲げているので、頼まれれば嫌とは言いにくい。
 クロマツ2本のもみあげ作業を行うことになった。1本目が終わって、なかなかとほくそ笑んでいると依頼主(お客さん)より、もう少し透いて欲しいという、そして、これじゃ何もやってないのと同じだという酷評をいただいた。学校ではこの程度で合格レベルである。
 しかし、見積もりが安かったのだろうか、依頼主の気質だろうか好待遇であった。10時の休憩時には、氷の入ったお茶にお菓子2種類、昼にはデザートで豊水2個分、3時の休息には、高そうなアイスクリームに冷えたマスクメロンであった。
 帰りには余ったお菓子を袋に入れてくれ持たせてくれた。大事にしたい方である。
 思えば2年ぶりの仕事で1年ぶりの作業ということになった。これこそ久しぶりである。このようなお客さんが10人ほどになれば、次なる目標が見えて来る。
 しかし、疲れたね!