第4回フォレストリーダー養成講座

■第4回フォレストリーダー養成講座
 庭仕事の後、ワーキングハイというのか、筋肉が炎症を起こしているのかは定かではないが、寝付かれなかった。今朝3時ごろから記憶がないので、このくらいで眠りについたと考えている。そして、今朝は、三番目が早朝バイトを始めたので5時半には起きて居なければならず、自分が人間目覚ましになって起こして回った。
 今日の予定は2件ある。スケジュール表を確認すると、14日から25日までぎっしり予定が埋まっている。定年後はもう少しゆっくり過ごしたいとあまり予定は入れなかったが、どうも重なったようだ。その上、バッティングしている予定もある。
 まず、県民会館でフォレストリーダー養成講座がある。そのため、早めに近くのコーヒーショップで朝錬である。今日は、パン屋さんにした。7時半から開いている。何回か利用しているにも関わらず、初めてスタンプカードをくれた。まあ、10個でいっぱいなら利用しようと思う。苦々しく思い出すのは、あるラーメン屋さんである。10個でいっぱいのスタンプカードに8個まで溜まっており、次はいつ来ようかと考えてレジに向かうと、新しいのに取り替えますと言って、20個でいっぱいのスタンプカードに変わった。もう行かなくなって久しい。
 養成講座は毎回ハイレベルの内容である。今日は、午前中は東京から有名な先生の講義であった。

・指導者には、定期的な案内を行うガイド、臨機応変に案内や解説を行うインストラクター、森林が発する情報を受け止めて伝えるインタープリター、学習者の主体性や自主性を活かし支援するファシリテーター〜使い分ける必要がある。
・樹木に聴診器を当てて樹が水を吸い上げる実験があるが、スピードは40cm/時間程度なのでブナなどの樹が水を吸い上げる音は聞こえない。
・木は成長しても枝や葉の位置は変わらない。
・森林と地球温暖化、木の大きさを測る、材積表で体積を求める、体積から重量を求める(比重:広葉樹0.49、針葉樹0.37程度)、木全体の重量を求める、木に含まれる炭素量を求める、二酸化炭素量を求める。(二酸化炭素=炭素量×3.6)
カーボンニュートラル・・・木材の燃焼は大気中の二酸化炭素を増やさない。
・木を切った跡の年輪の幅で方位は分からない。狭い年輪が北方向と言われることも多いが、樹の成長にはいろいろな条件があるので間違いである。
 午後からは、テキストの解説と模擬実習である。各班の代表者が寺子屋の授業を仮想小学生に向かって講義をするのである。自分は、寝不足で体調が悪く、黙っていた。しかし、なんだかんだで自分が代表になって前で発表する羽目になった。そして、他の班からの辛口に講評もある。講評の内容は、小学生五年生が分かるはずはないということであった。少し、専門的過ぎたようだ。会長の言葉で、自分の知識の一つを深くかみ砕いて説明する方がいいということであった。
 なんでもかんでも話してしまおうとは、いつもながらの悪い癖であった。
 終了後は、ミスドで無料ドーナツをもらうことであった。予定が終わった時には雨が降り出し、夕闇が迫っていた。