散策

■散策
 今朝、新聞の片隅にポツンと小さく出ていました〜。造園業者の事故が2件である。ともに剪定中の事故で重症のようだ。昨年も死亡事故が出ていたように思う。
 明日は我が身、保険にも加入してないので自戒しようと思う。
 今日は家人が遅出出勤のため、午前中に図書館へ行く。本を借りてスタバででも読もうかと考えていたが、図書館で読んでいるうちに昼近くになってしまい、家路につく。
 明日から天候が崩れるという予報のため久しぶりで山でも歩こうかとカメラを持って出かける。目当ては野鳥であったが、ヒヨドリしか見えず。啼いていても姿が見えずといつもの状態になった。それなら、クリ拾いに変更したが、目当ての大きなクリの木は全て採り尽くされていた。今の時期、昆虫が多い。自然に昆虫観察になった。



 セミの抜け殻と木はツリバナのようだ。

 栗は全てこのようになっていた。人間なのかそれとも・・・・・。

 突然鳥のようなモノが飛んで来たと思ったら、大きなカマキリであった。

 猿の群れがあちこにに出没していたので、クリは猿の仕業かもしれないなあ。

■「考える花」(スティーブン・バックマン著、築地書館、2017年)を読む。
「送粉生態学者」
「花〜本質的には植物の生殖器官だ。」
「花は茎の先端にかたまっていた小さな葉から進化した。」
「花粉粒は油膜に覆われ、くっつき合いやすくなっており〜」
「多くの昆虫が、中で暖を取るために花を求める。」
「花粉はハチに必要な五パーセントから六十パーセントのタンパク質、すべての必須アミノ酸、多様な脂質、抗酸化物質を含む。」
「一般に、花は暑く日差しの強い真昼の天候にもっとも多く香りを発散する。」
「〜植物が静電界を持つことは分かっている。」
「ハチは450ボルトもの電荷を持つことがある。」
「ほとんどのハチは赤い色を認識しない〜」
「〜ほとんどのハエは無害であり〜」
ラフレシアは花の咲く植物だが、葉も、茎も、根も、葉緑素も持たない。」
「しばしば直径90センチ、重さ11キロになる。」
「〜スズメ目のメジロ〜昆虫食性でありながら、この鳥は花で蜜を食べている〜」
「今日、中国ではところによっては女性が筆と花粉を手に高いリンゴの木に登って、人間バチとして働ている。中国は今、農薬で汚染され、〜ミツバチや野生のハナバチが残っていない。」
「庭園は今まで見たこともないほど大きく、滑らかで、美しい。一周二リーグ(10キロ)で、真ん中に心地いい流れがある。弓矢の射程の二倍の距離に建物があり、さまざまな果樹、数多くの低木と香りのよい花を植えた土地がまわりを取り囲んでいる。一帯は楽しく広々として、実に素晴らしい。」
「〜ベンジャミン・フランクリンは、農業がいかなる国家においても富を築く誠実な道であると信じた。」
「日本のコレクターは、もっとも珍しい在来種の一つ、フウラン(富貴蘭)を愛好する。」
「八重の花にはたいてい蜜がない。」
アメリカでもっとも花が贈られる日は〜バレンタインデーだ。〜二億ニ四00万本のバラが、主に南アメリカで栽培された。」