■有峰
加入している山の会で企画が立った。当初参加者が12名であったが、超大型台風21号が接近しているため、9名の参加になった。実は、自分も中止のメールが来ないかと何回となくチェックしていたのだった。朝から雨が降っている。
集合場所で行先を検討する。風も強くなっている。予定通り有峰に行くことになった。車2台で相乗りである。
目的の冷夕谷キャンプ場には、小屋がある。到着したが鍵がかかっている。張り紙に書いてあった電話番号に連絡すると、10月20日で営業が終わったという。
つまり、雨風の吹く中であるが中には入れないということが判明した。そこで、例によってヒサシの下で行うことになった。まだ、時刻が早いのでコーヒーで一服である。ここでも、「喫茶くさの」開店である。挽き立ての香ばしいコーヒーを頂いている。
雨が降りしきる中で、傘を出して秋の恵み探しに出かける。ヤマブドウがあり、サライさんが採っているところである。
次いで、キノコ探しに向かう。
なおりんさんの「あった〜!」の声が山の中にこだましている。あった、あったの連続コールであった。
林道から20mほど離れた森の中の木にキノコらしいものが生えているではないか。それも大量にある。そこまでいくには、藪漕ぎが必要であったが、勝ち構わず進む。ムキタケであった。
裏にナメコもあった。
採取しているサライさんである。
アップで撮る。
結局、5kg以上採って昼食である。
鍋の準備をしている時に、ヨモさんがいない。しばらくして、戻って来て、あまり見つからなかったと残念がりながらも、ハナイグチを採ってきているではないか。
キノコ鍋が出来上がった。皆3〜4杯お代わりしていた。
昼は、アルファ米にした。登山で使おうとしていたもので、ヘタレで止めたのでこういう機会に使いたい。
食べていると珍客がやってきた。キツネである。初めて見た。
昼食の光景である。
最後に1人分余ったので、誰かが鍋ごとがっついている。みっともないねえ。
帰りは、亀谷温泉に入って疲れを癒す。いい湯であった
車を降りると暴風雨であったが、傘は差せずなすがままに帰宅する。
お土産のムキタケが鍋一杯あるので、洗って塩水に入れて、冷凍しておいて少しづつ食べるつもりである。
お世話になった皆さんに感謝です。