台風被害

■台風被害
 昨日は超大型台風21号接近により、風が強く家がミシミシ鳴っていた。選挙報道と台風情報と報道も忙しかっただろう。選挙では投票率についてのコメントがあったが無効票についてのコメントを聴けなかったので少なかったのだろうと思う。
 夜中に大きな音がして起きた。何かが壊れたようだ。
 朝、駐車場に壊れた雨樋が居座っている。本来あるなずがないところに、あるので異様に違和感がある。
 原因を調べたら、自分で作った雨水取水装置が壊れたと分かった。雨水利用で、初期のころは、防火用、散水用、洗濯用と使っていたが長続きはしなかった。ここは水が豊富であるということと、水道代があまり下がらなかったことが長続きしない原因であった。
 さっそく、家人より『出費だわ!』と苦言をいただく。自分で直せばいいのだろうよ!
 とにかく眠い、外は朝から雨なので外出する気分ではない。ちょうど、昨日持っていって配る機会がなかったお菓子がそのままになっていたので、ポツリポツリと食べながら、眠る。いつもなら、突然覚醒のように目が覚めて元気になる時を待っていたが、今日は起きない。再び、三度眠る。
 昨日のムキタケを処理する。一番大きな鍋に洗ったり切ったりしながら入れる。
 次いで、塩水を作り浸け置きする。数時間経って見てみたところ、黄色と黒の横縞の幼虫が10匹以上も沈んでいるではないか。これが、虫の正体だろう。
 最後に水洗いし、数個単位で小袋に入れて冷凍庫に入れた。
 一日中家に居て外出せず、本も読まず、とこういう生活も台風被害になろうか。

■「年をとったら驚いた!」(嵐山光三郎著、新講社、2014年)を読む。
「本を読んだら頭がよくなるわけではなく〜」
「ゴール近くはゆっくり流れるが、スタートは一年間の差が大きい。」
「心身ともガックリとくるのが六十五歳なのである。」
「灰色の魂とは何か。老いを愉しみ、ゆっくりと歩き、他人に頼らず、あきらめる力である。」
「春の夕暮れは、生と死の境い目がおぼろげになるのに驚いた。」
「朝めしを食べるとすぐに眠くなり、〜眠ることが活力源となっている。」
「とすると眠くなるのは年をとったからで、冥界へ行く予行演習とも感じられる。」
「人間は、社会システムのなかで、本能を破壊された動物となる。」
「好きなように生きれば好きなように死ぬことができる。」
「カメラは持ち歩かない。カメラで撮影すると、それで気がすんでしまうからだ。」
「定年退職する人にすすめるのは六十代の自在気ままな過ごし方である。」
「60歳はシルバーシートに座っていいんだろうか。」
「やっぱり、本は焼くに限るのである。」