散歩

■散歩
 今日は送り迎えが無い貴重な日で、かつ絶好の天気である。こんな日は、呉羽山へ行ってバードウォッチングをしようと前日に決めていた。
 朝起きるが、どうも体調が思わしくない。結局8時に起きて、出ることにした。カメラをリュックに入れて、ゆっくり歩く。いつもは呉羽山まで歩いているが、今日は調子が悪く駅までバスで行くことにした。いい天気であったが、駅に着いても回復する兆しがないまま、喫茶店でモーニングを食べ本を読む。
 軽いいい音楽がかかっている。フランシスレイだったと思うが題名は思い出せない。脳の萎縮が年齢相応に進んでいるようである。しばらくすれば回復すると思いながら結局3時間以上も過ごした。
 昼近くになったので城址公園まで歩く。今日はこのまま帰ってしまう予感がする。
 公園では庭仕事をされていたので、それとなく勉強させてもらう。乗用の芝刈り機で落ち葉をとっていると思って見ていたら、芝を刈っていたのだった。この時に落葉も一緒にとれている。


 そのまま歩き、映画館の広告を見る。シニア割引が適用されるはずだ。しかし、刺激だけを売っている内容ばかりなのでパスする。
 フェリオで北海道展をやっていることを思い出した。ここでラーメンを食べようと向かう。自分の作るラーメンとの勝負である。値段は高かったが授業料と考えた。

 最初はスープから、続いて麺を食べる。「勝った!」と感じた。儲け主義に徹している味であった。生ラーメンも出汁付きで売っているので見たら、2食で650円ほどであった。地元のスーパーで買えば180円ほどである。
 嫌な思いを味わいながらエスカレータへ向かうと、シニア料金の店があったので、近づくと75歳以上と書いてある。
 自宅まで歩いて行ったが、そのまま昼寝になって、いつもの日になってしまった。
 いい天気がもったいないねえ。

■「ノミのジャンプと銀河系」(椎名 誠著、新潮社、2017年)を読む。
「馬というのは歩きながらでも糞ができる、〜」
チーターが全力疾走するとき、後ろ脚を前脚の前に出すことができる〜」
「空を飛ぶ生き物だと最速はオオグンカンドリで、急降下時は時速400キロと推定されている。〜二位はハヤブサで390キロ。」
「〜哺乳類最大の生物シロナガスクジラの糞は直径二五センチ、長さ五メートル以上になる〜」
「結果的にぼくは過呼吸をおこしてしまった。」
「科学は自然を模倣する〜」
「人類の発明機器は生物のメカニズムに影響され、模倣することが少なからずある。」
「〜地球の表面から上は、対流圏、成層圏、中間圏、熱圏、外気圏というふうに五層〜」