三本立て

■三本立て
 今日は一年の中で一番忙しい日になるかもしれない。毎朝新聞を読む。といっても政治や経済欄は眺めるのみ。おくやみ欄は必ず確認する。悲しいことに、同級生の訃報が載っていた。彼と自分は小学2年生から中学2年まで同じクラスであった。背が高く秀才でクラス委員もやり人気者であった。「チョンチョン」というあだ名であった。自宅には一回行ったことがある程度であった。彼との間に忘れられない思い出がある。小学校4年生だったと記憶しているが、彼は隣の席で自分を笑わしてくれたのであるが、思わず声がでてしまった。熱血漢の社会科の先生に名指しされ、その場でビンタを受けた。後に彼は誤ってくれた。今なら体罰などと騒がれたかもしれないが、昔は普通の指導方法であった。
 彼には一度しかない人生を十分に生きてくれたことを願う。定年後も働いて人生を棒に振っていないことを願うばかりである。(合掌)
 今日は三本立てである。

■男の料理教室
 雨がひどいが車を占有しているので、バイト先へは雨の中歩いて行かせた。男の料理教室の2回目が行われた。ロールキャベツといとこ汁という。時間がかかるのであらかじめ下ごしらえがされていた。キャベツは中芯を取り、丸ごと茹でるがその後は水気を取る必要があるという。

 次に中に入れる種を作るため、タマネギのみじん切りをやひき肉などに入れたりする。

 キャベツの硬いところはスライスするようにして薄くする。

 ひき肉を俵状にするが、参加者でまともにできる人はいなかった。ここで、説明はされなかったが、自分がある技を披露した。感嘆の声が上がったのはいうまでもない。
 作業はされないで裏方に回るだけの方もおられ、出来上がった時点でキッチンは綺麗になっていた。また、つまみ食いする方もおられた。

 この後はスープで煮込むだけである。そして、会食の時間である。

 たくさんあり過ぎて持ち帰る方も数名おられた。
 13時までの予定であったが、12時過ぎに終わったので次へ向かう。

■親子で道草
 明日本番を迎える前の最終確認打ち合わせがねいの里で行われた。自分の役割も分かりやすく資料を作ってもらい心配事はない。スタッフもほとんどが顔を合わせた。

■りょうさん
 三本目は名古屋から同級生のりょうさんが帰省しており、会うことになった。
 話は多岐に渡ったが、共通の話題が多いことはいいことである。驚いたのはりょうさんが、料理教室に通っていると聞いたことである。それも20回もあるという。

 自分の母親への供物もいただいた。感謝である。
 少し早かったが、夕飯を同席した。

 これから名古屋に帰るというので、席を立ったが自分には払わせようとはしなかった。一応、借りておくと言ったが収入を得る予定は定かではない。

 今日は日課になってしまっている昼寝ができなかったので、ぐっすりと眠れると思う。ありがたいことだ。