かぶらずし

■かぶらずし
 朝は雨模様である。寝すぎると体に良くないと考え、早めに起きて朝食洗面を済ます。家人が早出の予定であったので7時過ぎに送って行くことにしていたが、急に変わったようだ。肩透かしを食ったようで部屋を喫茶店仕様にして過ごす。
 午後からはかぶらずし講座がある。今年で2回目であるが、昨年の評判が高く継続になったという。

 まず、最初に試食が振る舞われた。
 最初にだいこんずしである。大根にはニシンが合うという。

 次いで、かぶらずしである。今回の魚はサバという。

 どんどん出てくる。今度は甘酒である。この理由は後程分かった。

 講座は90分の予定で組まれていたが、講義が75分ほどあった。

 かぶもサバも下ごしらえが大変であることが講義で分かった。今回は、既に仕込みされている材料が配られた。
 硬甘酒、サバ、カブの三点セットである。この他の薬味はその場で刻むという。

 いよいよ始まるかと思えば、今度は硬甘酒にリンゴを入れてミキサーで混ぜた食べ物の試食があった。なかなか美味である。

 まず、塩がたっぷりまぶしてあるサバの塩を洗って皿に並べることから始まる。

 次に、カブにサバを挟むのであるが、ただやってはいけない。かぶの大きさと魚の大きさを合わせることと、サバの皮を下にして差し込むのである。
 写真は直す前である。指摘されて修正した。

 そして、あらかじめ約5mmほどの厚さで硬甘酒を敷いたタッパに隙間ができないように並べる。その上から、硬甘酒を入れてまんべんなくなるようにする。

 最後に薬味である。今回は、ゆず、しょうが、とうがらし、ニンジンを加えれば出来上がりである。

 これからが大変である。自宅の冷蔵庫で熟成させるが、2日目は100gの重さ、で順次重くしていく。4日目からが1kgの重さで押し、約一週間後に食べることができるという。
 昨年の方は、5回も作られたという。魚も、ブリやシャケなどと変えながらという。かぶらずしは今回ので市価で4千円ほどという。確かにスーパーのを見ても高いがなぜ高いのか良くわからない。
 家族が食べてくれるかどうかが第一関門で、その時はまた作って見たいと考えている。が・・・・・。