雪メニュー

■雪メニュー
 雪は昨晩から降り続き一面真っ白である。いつものように、家人を職場へ、三番目をバイト先へ送り届ける。こういう日は、ゆっくり本でも読みたいとコーヒーショップに向かう。平日は空いていて過ごしやすい。窓越しに見える雪景色が心を落ち着かせてくれる。

 今日は集中できた。まさに至福の時間である。少し寒かったが眠気が起きなくて良かったくらいだ。入ってから3時間過ぎていた。
 さて、昼はどうするか。寒い日は熱いラーメンが食べたくなる。この前までは、どこのラーメン屋さんに行こうかと考えていたが、自分好みのラーメン屋さんが無いことが分かり、今回も自分で作ることにした。
 自分で作ると言えば、昨日ハクサイの漬物を仕込んだ。明日当たり食べられるだろうと期待している。

 札幌味噌ラーメンの生めんをベースにひき肉120gと野菜450gにした。
 やはり寒い日はこれに限る。
 次いで、いつもなら昼寝であるが、スイッチが入っており、階段を利用した踏み台昇降と腹筋をこなす。休み休みなので、直ぐに15時を回ってしまう。甘い物も食べたくなり、暖かいミルクティーにケーキでおやつである。

 16時半には迎えに出なければならず、それまでの30分ほど暖房を切って体を動かす。一人で暖房独占というのは不経済である。そして、出かける前に除雪をする。
 今日は昼寝をせずに済んだ。今日の内容が雪メニューの定番になろうかと考えている。

■「100年働く仕事の哲学」(長沼 博之著、ソシム、2017年)を読む。(その1)
「私たちは、毎日たくさんの選択をして生きているが、その選択の基準は、意識的にも無意識的にも、自らが築いてきた経験の解釈、つまり価値観、信条によるものだ。」
「事実上の退職なき人生100年社会が到来した。」
「老年の悲劇は、彼が老いたからではなく、彼がまだ若いところにある」(オスカーワイルド)
「下位36億人の資産とトップ8人の資産がほぼ同じ」
「人生の最も重要な期間は、60歳から始まる」
「その充実感は、肩書や地位から生まれるものではない。また、のほほんと何も考えずに温泉に浸かる余生の中にもない。」
「〜現代の取引コストゼロに向かう陰で起こっていることは、経験が成長しにくい社会〜」
「人間は情報のパターンである、あるいは身体とは、所詮人間の本質が乗った仮の乗り物に過ぎないといった、偏った思想が、現代社会を静かにゆがめようとしてくる。」
「〜抽象度は、五感を活用した生体的、全人格的体験でしか捉えることはできない。」
「全ての知識は経験に基づく」(カント)
「人間の意識や生命は、情報ではない可能性が高い」