スパゲッティ

■スパゲッティ
 今日は内科医通院日である。毎回野鳥観察会の後に行っていたが、これでは朝一番になる。そうすると前日に発症した人が来る時刻と重なることになる。これが、インフルエンザのような感染症だと移るので昼近くにして欲しいと言われていた。
 そこで、日を変え10時半ごろに向かった。途中、新しいパン専門店が出来ていた。車がいっぱいで止めれなかったので次回にしよう。亡くなった母親は食パンが好きであった。
 診察はいつもの通りであったが、丁寧に説明していただいた。こういう医院は最近少なくなっている。
 昼は二番目が作ってくれた。量を聞かれたので大盛りと言ったら確かに大盛であった。

 最近スーパーへ行くとレトルトのスパゲッティソースが売っているので、麺を茹でれば手軽かと思いきや、あんなものは使わないと一からソースを作っていたのに驚いた。昔いっしょに行っていた店の味に近い。グッド・テイストであった。
 午後からはコーヒーショップに向かう。暖房費節約と昼寝対策である。暴風雨である。天気が悪いからだろうか5人が行列が作っている。こっちは、時間には関係ないのでゆっくり待つと店の方が「デカフェですね、準備しておきます。」と言われたのには参った。面が割れてしまった。まあ、コーヒーショップはほぼ毎日行っているが同じ店には行かないようにしている。一週間に一回行けば多い方だろう。

■「心中旅行」(花村萬月著、光文社、2017年)を読む。(その2)
「文字を読むことは高尚なことです。」
「本を読むということを無意識のうちにも劣等感の隠蔽に用いる人々もいる〜」
「頭が悪ければバカにされる、頭がよければ憎まれる」
「息してごめん。生まれて、すみませんーーー」
「退却神経症〜期待される社会的役割に対して、選択的、部分的に退却する神経症〜」
「―――アパシー、つまり無関心、無感動の状態によって攻撃性を抑え込んではいるが、退却神経症を患った者の内面はまぎれもなく怒りと破壊衝動に充ちていて〜」
「断薬プログラム」
「〜命というもの、こんな短い間に消え失せてしまうものなのか。」
「〜父として夫として毎日を誠実に生きる〜」
「〜死ぬ時と場所くらい自分で決めたい。」
「心の問題は、断薬という物理的な事柄では解決しない。」