もどき

■もどき

 今日も車生活になるので歩けないと考え朝歩こうと考えていた。幸い、昨日は昼寝をしなかったので朝は6時前に起きることが出来た。ぐっすりと眠れたようだ。夜眠れないことを、太宰治は、昼寝をした罰という表現をしている。

 夜明け前に近所を歩く。積雪はひどいが、除雪車が入ってくれたので車の運行には支障はない。しかし、降ったものだ。

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 家人を送った後に、車で行くセカンドオフィスに向かう。マイカップ持参で昨日と同じ動きである。

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 ぼ~っとしていると、昼になる。今日のメニューは決めていた。作る内容が決まっているとこんなに精神の負担が少ないのかと今さらながら驚く。それなら、一覧表にしてしまえば悩まなくていいと思い、スマホ表計算ソフトで作った。蕎麦の部、ラーメンの部、スパゲッティの部である。

 早く帰宅したので準備がゆっくりできるのでいい。洗濯を干した後に、下ごしらえをする。今日のメニューは、カプリなんとかで食べたことのある、トマトニンニクスパゲッティである。幸い、新たに買う食材はない。

 ニンニクはスライス用とみじん切り用を用意した。後は、トマト缶とコンソメだけである。

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 ん~ん。ちょっと違うかな?でも、それっぽくなっている。これはもどきである。今後、進化させていこう。

 食後は買い物である。2km以内なので車は置いて歩く。

 帰宅後、除雪などしていると、家人から買い物を頼まれる。業務スーパーである。今度は車で買い物をして戻ると、第二部の時間になっている。

 今日もお代わり券で居座る。この店は、長いドライブスルーの列が出来ている。今日は、中でも長蛇の列が出来ており。落ち着かなかったね。

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 歩数は劇的に少なくなったので、明日挽回しようと考えている。

■「うちの父が運転をやめません」(垣谷美雨著、角川書店、2020年)を読む。(その1)

「家に誰かしら大人がいて留守を守るという暮らしの豊かさを思うのだ。」

「~例えば、六十五歳以上は運転禁止にするとか」

「~年寄りの気持ちというのは、自分が年寄りになってみないとわからないものだ。」

「便利になればなるほど仕事は忙しくなり、それどころか、給料の中から少なくない金額が通信費に吸い取られていく。」

「運転をやめたら生活できん。」

「勤めとる人間は、みんな定年後にあれをやろう、これをやりたいゆうて楽しみにしとる。」

「車の便利さだけでなく、プライドを捨てることができない~」

「~人生はあっという間じゃった。でもわしに後悔はないぞ。思う存分やりたいことをやってきた」

「自分は時間の切り売りをして生きていると思うことがある。」

「―――店で実際に物を見て選ぶんは楽しいと思わんか?」

「将来もらえる年金~ハガキを受け取るたびに減っていく~」

「みんなギリギリまで頑張り、八十歳を過ぎて土壇場になってから、このままだとマズいと気づくのだ。」

「身体がなまっとるにもほどがあるぞ。そんなことじゃ長生きせんぞ」

「お金をかけず楽しめるものがたくさんある。」

「まともな給料をもらえるのは、~国家資格を持った人間だけだ。」

「~無職イコール怠惰という考えは間違っていると自分は思う。」

「卒業後はIT関連の企業に就職したが、殺人的残業時間で身体を壊し、三年で実家に帰ってきた。」

「本当の理由は、人々の交流がなくなってしまったことだ。」

「車の運転なんて誰にでもできると思ってたけど~向き不向きがある。」