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 天気予報では雨が降らないようなので、久々に歩こうと外へ出たが、気温が低くて部屋に戻った。二番目が家人の送迎から戻るのを待って車で出かける。
 適当に公園や川べりを流しながら野鳥観察をする。
 エナガシジュウカラホオジロの中でアカゲラが2羽いる。つがいだろうか?

 アカゲラのこんなアングルはなかなか撮れない。

 曇り空で風は寒かった。空を見るとトビではないような鳥が飛んで行くので、急ぎシャッターを切ったがボケボケである。よく分からないがサシバならいいのにと思う。

 カラ属のように群れで移動しているスズメ大の鳥がいる。カシラダカのようだ。

 寒くなって来たので戻ることにするが、川べりを流すと遠かったが、カワアイサの群れに混じって、カンムリカイツブリのような鳥も見える。

 帰宅後、昼食であるがたまには贅沢もいいかとショッピングセンターに入る。辞退見積もりのような価格であったが、目を瞑って出す。

 三番目が海外に行っており、通信費が高つくのでLineを勧められた。ここで、苦々しい思いが込み上げてくる。50歳前だったと思うが正確ではない。今後豊かな生活を実現するために必要の無いモノは何かと考えに考えて、マイカー、生命保険、携帯電話と結論を出したが、マイカー売却、生命保険解約まではうまくいったが、携帯電話だけは家族の迷惑が大きくダメであった。それなら、絶対スマホなんかにしないと決めた。電話料金は昔3分で10円であった。しかし、自分のように頻度が少ない者は一回に数百円まで跳ね上がる。メールなら代替手段があるが、電話の場合の公衆電話がほとんど撤去されてしまっているではないか。一年に数回はどうしても連絡したいことはあるものだ。そのために、毎月5千円も払うなど、正気の沙汰ではない。しかも、携帯電話会社の戦略に乗っかってスマホにしてしまった。それなら、せわしないLineとかTwitterは絶対にやらないと自分に誓った。電車でやっている人の姿を見て、どうも自分とは人種が違うと感じていたためだ。しかし、ここへ来てLineはやらざるを得なくなった。2度目の敗北である。
 二番目に設定してもらい、三番目にLineを送ると、返事が英語で届いた。こわくさい!それなら、ドイツ語で返してやろうと途中まで入力したが、ウムラウトの打ち方が分からないので断念した。なんとか、連絡を取れたと安心していると、何回も着信がある。どういう仕組みか分からないが日本全国から連絡が入ってくるではないか。その対応で忙しかったね。
 昼食後、途中のコーヒーショップで降ろしてもらい、家人を迎えて戻る時に拾ってもらうことにした。4時間はゆっくり過ごせた。

 しかし、本はあまり読めずLineに振り回されていた。