ハゲ山

■ハゲ山
 今日はいい天気である。五月晴れといったところだろうか。今日も予定はない。
 気分は山だろうなあと、寝床でうつらうつらしていると、固定電話が鳴った。7時前で固定電話となると何か重大な連絡に違いないと起きて受話器を取ると、ナ協会のS会長からであった。S会長と家人は元の同僚であり、これまでも何回か電話があったが、全て家人宛であった。今回もそうだろうと思うと、自分の下の名前で確認された。どうやら、用件は自分にあったようだ。確認後、矢継ぎ早に「観光ガイドやらんか?」とのこと。調べてから電話するということで切った。
 県のHPで確認したら講座が毎年開催されていることが分かった。問題は開催日である。12月までの予定をすべて確認したら、平日が主なので他の日程とかぶらなかったので、受講する旨連絡する。審査があるというので、通ればということであった。
 朝家人を送ってから、手軽に登れる山を物色する。候補はハゲ山と千石城山であったが、昼前には戻りたかったのでハゲ山にした。
 ハゲ山は、標高464mで富山百山から外れた山である。通常は、西種公民館に駐車するが、駐車場に難があるので、大岩口から城が平山経由で縦走するのが適している。しかし、時間がかかる。そこで、いつもは下山ルートの浅生登山口から登ることにした。

 野鳥も濃い。アオゲラ、カケス、ツツドリの声が聞こえる。小さな鳥が木に止まったので素早く撮ったが、アングルが悪い。コサメビタキに近い。

 ワラビを採っている家族がいた。しばらく話しながら並走すると、直ぐに分岐点に着く。

 登山道には、ヒメシャガが咲いていた。

 途中に野鳥の濃い場所がありだいぶ止まって狙っていたものの分からず。
 どうにか撮ったが、シルエットになって判別不能になった。

 フジの花がいい匂いを出している。さて、ノダフジヤマフジかを確認しようとしたが、分からず。花が玉状になっているのでヤマフジであろうと推測の域にとどまる。

 峠山までの急階段は止まらずに行こうとしたが、途中でへばる。汗もポタポタと出て来る。今日は普段着なので装備は無い。

 直ぐに西種からの分岐点に着く。

 登頂である。2名とすれ違っただけであった。

 今日は剣岳が良く見えた。

 あまりにもいい天気なので、長い間いたかったが、やることがあるので、水を一杯飲んで下山する。
 ホウノキの花が綺麗に咲いていた。

 ここは水平道もあるので気持ちがいい。五月のさわやかな風が心身を潤おす。

 もうすぐ終わりというところで、変わった声の鳥がいた。直ぐに飛んでしまい。2枚しかない。


 ちょっと分からないが、腹の黄色い鳥は限られている。マヒワが近いが、いまどきいるのだろうか。アングルが悪くこれも同定できずであった。

 なんとか、午前中に下山できた。
 今日の夜から東京に行く。帰りは15日で、パソコンのメールチェックはできないので、急ぎの方はスマホの方に連絡をお願いします。