無題

■無題

 寒い一日であった。時たま、陽射しが出るときもあったが、風が強く野外での作業はできない日であった。せめて、風がなければ、カーポートの下で出来ることもあるのにと悔やんでも、どうにもならない。

 今日は、朝一に家人を職場に送り届けた後、林業カレッジに向かう。経費の領収書を届け、昨年の門松の容器を受け取る。

 その後、なんども外へ出て見たが、諦めることを繰り返す。

 こんな時は、銭湯へ行くに限る。近くのスーパー銭湯へ向かう。天気が悪いので空いているかと考えていたが、思いのほか混んでいてびっくり。ここには、びっくり価格の食事がある。だいたい3割引きの価格になっているので、うまく行けば昼食も兼ねられるのであるが、今日は野菜炒めであった。これに、ご飯セットを付けると普通の価格になるので止める。

 温まった後、スーパーへ寄って昼食である。今日は、いつもの半生のソフトニシンを買って来た。12切れもあり、賞味期限は3日後である。毎日では飽きるので、2回分ほどで食べようと考えた。

 マックドでフライドポテトを食べる時にケチャップをもらうが、二人で行くと相手が不要という場合があり、そのまま持ち帰る。ご飯の残りもあったので、チキンライスのような、ケチャップチャーハンを作ることにした。

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 ニシンは、どう考えても5切れが精一杯である。ケチャップチャーハンは、少し微妙な味であったが、食べ切った。こうなると、高いチャーハンの素は買わなくていい。

 相変わらず雨が降ったり止んだりで風は止まない。今まで、全く歩けていない。これからの季節は、こういう天気が続くのであろうから、運動場所を確保しておかなければと考えていた。市民プールのトレーニング室は半額で使えるので、これからはここで過ごすことで決着した。ただし、変な恰好はできないので、運動できる外見でなければならないのが煩わしいね。

 恐る恐る万歩計を見たら4千歩であった。はっはっはっ・・・と、笑うしかない。

■「木」(エルメス財団編、講談社、2021年)を読む。(その1)

「私たちの行いが、私たちをつくる」

「私たちの目には、樹木は呼吸し、生長し、死ぬのである。」

「コンピュータほど醜悪なものはない~」

「木材の利用は“過去の伝統と現在の革新”の交叉路にある。」

「木は一本で、動かず、硬く、孤独である。」

「わざわざ動かないのは、すでに天にも地中にも存在するからだ。」

「“リゾーム”(根茎、すなわち地下茎の一種)」

「根があればこそ、知性というものは、太陽も動きもない鉱物的なかたちで存在するのである。」

「基本素材としての木材の反応を理解するには、その性質を熟知することが不可欠である。」

「~毛管現象により細胞壁が水柱に付着し、樹頂まで達する~」

「形成層はさまざまな種類の細胞を形成するが、それは遺伝子によってあらかじめ決められたものでありつつ、供給される水の量や外気温、季節の変動などの環境の制約に応じたものになっている。」

「~上昇樹液は~仮道管の細胞壁にある壁孔を通って昇ってくる。」

「樹液はからなずもっとも外側にある最近の層を用いて移動する。」