学校の樹木

■学校の樹木

 今日は、フォレストリーダーの業務で、小学校へ行く予定である。家人には早めに出てもらい車で向かう。パソコンとプロジェクターがあるためである。プロジェクターを個人で購入しようかどうか迷っている。この取りにいったり返したりするのが猛烈に煩わしい。なんせ30km先の県の施設である。

 そろそろ冬支度のためスノータイヤを降ろすためにハシゴを持って来ようと裏庭にいったら、驚いた。手の平より大きな椎茸が成っている。

 しいたけは忘れた頃に成っている。

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 家人に料理してもらおう。

 学校の授業時間の2時間目と3時間目があてがわれていた。今回も2本立てである。当初の予定では、実際の学校の樹木を見て回りながら、手で触ったり、匂いを嗅いだりしながら解説する予定であった。しかし、雨が降ったりやんだりであったので、室内でパワーポイントで説明することになった。

 最初から驚いた。先生は自分のことを「木の博士」と紹介したのであった。

 この時の写真は、後日送っていただくようお願いした。なんせ、1名で担当しているので前で喋っていると自分の姿は撮れない。

 最初は生徒11名と先生4名の予定であったが、ちょうど父兄参観日と重なり、親世代が11名追加された形で解説を行った。

 2時間目はクラフトである。小学2年生から5年生までであったので、ネームプレートにした。今回話があったきっかけは、学校の樹木にネームプレートを付けることであり、それなら、自分たちも木の板でネームプレートを付ければいいだろうという発想であった。

 幸い、ニッセイ緑の財団からもプレートが届いていたので、こちらから提供したのと合わせて活動するということであった。

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 ネームプレート製作の様子である。

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 最後に、クラスの代表者から感謝の手紙が読み上げられた。これには、込み上げるモノがあったね。

 帰りしな、先生との立ち話で評価を確認したら、分かりにくかったと言われる。広葉樹とか針葉樹という言葉は低学年では理解できないとのこと。難しいねえ!

 続いて昼食であるが、その前に、門松用の竹の下見に行く。猿がいた。

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 昼食であるが、帰宅して何かを作ろうと考えていたが、疲労が酷い。人前で2時間も喋るというのは体力が消耗されるようだ。直ぐにでもなごなりたいので、昼食は外食することにした。今回も240円のてんぷらうどんである。この天ぷらはマイタケであるが、どうみても2個くっついているように思える。軽く、離そうとしたが離れないのでそのままトレーに入れた。一個の料金であった。

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 帰宅後、晴れ間が出ていたが、なご成った。2時間は昼寝をしたようだ。

 夕方家人を迎えに行き、今日は終わった。今日は、歩数計は見ないことにした。昨日と同じくらいだろう。

■「木」(エルメス財団編、講談社、2021年)を読む。(その2)

「竹やヤシの木~この木質は、一次師部の篩管と一次木部の道管、樹液を運ぶ組織が束になったものの周りを軸方向軟組織のマトリックスがとり巻いたもので構成されている。」

「神棚にお供えするマツはふつうクロマツアカマツはほとんど用いない。」

「クリが屋敷内にあると死人が出るといわれる。」

「留山~伐採せず元の状態を留める山」

「屋敷林に植えられている木は、全国的にマツ、スギが多い。」

「~カイニョとは屋敷林のことである。」

「イチイは葉から実、樹皮、根まで、そのすべてに毒がある~」

「~樹皮のついたままを黒木、樹皮をむいて木の肌が現れたのを赤木、製材したものを白木と呼ぶ。」

「伊勢は太陽を、出雲は太陽を隠す雲を意識した。」

「太陽から山や川や樹や岩まで、自然界に宿る聖霊人智を超えた存在として祭り祀ってきた日本列島に、六世紀、大陸から仏教が伝来する。」

「檜皮葺(ひわだぶき)」

「技術の習得は反復を通じて行われる。」

「まなぶは真似る、習うは倣う。」