走馬灯8

■走馬灯8

 ぜんちの人生は幸せでした。

■「びんぼう草」(群 ようこ著、新潮文庫、2005年)を読む。

「これで嫌になるほど本が読める」

「近頃の奴っていうのは自分が損しなきゃ平気っていうのが多いんだ。」

「殻を閉ざすこと、これがシジミのたった一つの抵抗なのだ。」

「~どこかで何かを切り捨てていかないと、自分自身を生きることはできない。」

「猫は叱られると復讐のために、その人がいちばん大切にしているものに、おしっこをひっかけたり、脱糞したりすると聞いたことがある。」

「気がゆるむから病気にとりつかれてしまうんだ」