走馬灯47

 ■走馬灯47

 ぜんちの人生は幸せでした。

■「定年ゴジラ」(重松 清著、講談社文庫、2001年)を持つ。(その2)

「自分の陰で誰かが悔やんでるっていうことを絶対に忘れるな。」

「~空咳を繰り返す。」

「~いつも正露丸が一瓶入っていた。」

「わかんないことは、たくさんあるよ、みんな」

「明日は我が身という思いが誰の胸にもある。」

「長生きするってのは、むなしいなあ。」

「散歩で肺炎になるて、もう、洒落にもなりまへんがな」

「忙しさに紛れていままで気づかなかったものがたくさんある。」

「仲間は皆、長い一日のそれぞれの過ごし方を見つけている。」

「うん、あっけなく死んじゃうんですよ、人間って」

「真っ先に読むのは訃報欄だ。」

「~頼っていく相手は父親ではなかった。」