■小布施
季節的に小旅行には適しているのではないかと家人に提案したところ、行こうとなった。
しかし、長野県方面とは何となく決めていたものの具体的に行き先が決まったのは、出発の直前であった。
以前から長野県といえば小布施には必ず寄っていた。
目的は、野菜や果物を買うためである。
軽4にETCを装着したので、その確認も兼ねている。
最寄りのスマートICから高速に入る。2時間少しの行程になる。
途中の新井ハイウェイオアシスは、寄る。何点か買う。大福餅があったので手を伸ばしにかかったが、三個で700円超えであり、手を引っ込めた。
小布施に到着し高速を降りて売り場に向かう。店の中は、さくらんぼしか置いてない。とりあえず、一パック買う。
気温が高く、とても温泉という感じではない。生りんごジュースを求めてググる。
何と4km先という近さであった。
家族が好きで良く飲んでいる。
当然箱買いである。売り場に二箱しか置いてなかったので、レジでもう一箱追加する。
買い物が終わったら、昼時刻である。「小布施 ランチ」でググる。
何と、ゴルフクラブのレストランでランチバイキングであった。
野菜中心の料理で大満足であった。
食べ終わった皿でお代わりをしようとしたら、店の方の目に止まり、新しい皿を使うよう言われた。
ほとんどの料理を食べた。ススタケの天ぷらだけ1人一本となっていた。
料理は、全て美味しかった。
食後のコーヒーを飲む。旨い、濃い、豆がいいと立て続けに口から出て来た。家人は、コーヒーをお代わりしていた。
庭が良く見えるカウンターに並んで座り、時間の制約がないランチを好きなだけ食べる。もうこれだけで価値があった。
なんとなく来て、なんとなく帰る。
歳を重ねるとこういう小旅行もいいと考えている。
次回は、桃の季節、ぶどうの季節と確認しあいながら帰路についた。
■「歩きながら考えよう」(安藤忠雄著、PHP、2010年)を読む。
「~夢中でやっていると、食事なんかしている時間も惜しいんです。」
「逆にいえば、私には独学の道しか選択しはなかったのです。」
「~ほとんど一日中、十五~十六時間は歩いていたと思います。」
「一番のエネルギーの素は“夢”ですよね。」
「歩いていると自然に何かを考えるわけです。自分の人生はこれでいいのか~」
「お金は蓄えるものではない。自分にいかして使ってこそ、価値があるものだ」
「~仕事というものは、待っていてくるものではない、自分でつくり出すものだと思っています。」
「~意識はグローバル化へは向かっていない。」
「人間は対話の中でこそ、生きているということを実感できるはずなのですが、今はその機会すら失われています。」
「~IT革命は人類にとっては後退だと思う。」
「いつだって真剣勝負です。」
「“我慢”を知り、“不便”にも耐え、それが総合的な幸せにもつながっている~」