■長野方面
今日は数日前に決まった家族で長野方面に向かう。いつものことながら、サービスエリアで野菜やお菓子や果物を買う。
まだ、積雪が多いね。
小布施ハイウエイオアシスでは、リンゴを3種類となんやかんやで、一度車に置いてから買うという感じであった。
小布施で高速を降りるので、近辺の温泉に決めていた。自分は一度訪れたことがある。
天気は曇りで北信五岳は見えなかったが、1時間ほどもゆっくり浸かって疲れを癒した。ここの湯はいおう泉で匂いも強い。自分は約束の時刻よりも30分も早く上がってしまった。
次いで、ランチである。家人が、手打ちそばの店を探してくれていた。
自分は蕎麦に決めていたが、入店して変更した。ランチにも蕎麦が付いている。
蕎麦屋のカツどんほど旨いものはないと考えており、これは当たりであった。子供が天ざる蕎麦を頼んだので、その蕎麦を3筋ほど何も付けないで口に入れたが、自分の好みではなかった。
最後は長野駅である。有料駐車場に停めて、駅に向かう。
駅中の店でショッピングすると云うが、自分は運転で疲れているので、コーヒーショップで寛ぐことにした。
温泉が効いている。疲れがどんどん出てくる。今日は、ゆっくり眠ろう。
■「死神の棋譜」(奥泉 光著、新潮社、2020年)を読む。
「というのは蛍光灯の白光を浴びた人々がどれも死んだ人間に見えたからだ。」
「背水の陣を敷かずに学歴の保険をかけること自体、弱気の証拠とみなされても仕方がなく~」
「~対戦相手にとっては人生が決まるような勝負こそ頑張らねばならない~」
「不詰めの図式に魅入れられた人間は、みんな将棋界からさっていった~」
「将棋指しに学歴はいらない。」
「~真冬の大雪山にて霊感を得~」
「~文明なんてのはじつに儚いもんだ」
「~人間はもっと幅がないとだめだぜ~」
「努力だけではどうにもならない才能がいる。」
「勝っても負けても同じ平静さのうちにたたずむ棋士とはいかなる種類のものか。」
「将棋に負けるのは少しだけ死ぬことだ。」
「~私は歩いた。長く、長く歩いた。」
「何かあるーーー。」
「~あたって砕けず、あくまで粘り抜く精神力が、なにより必要なのだった。」
「名勝負師は言い訳する」
「神経の狂い。」
「神経の不安を惹起する一切から逃れるべきであった。」
「無駄や脂肪や水分を削ぎ落せるだけ削ぎ取って、自分を徹底的に追い込んだところで勝負したい。」
「無為な時間をやりすごす人」
「~情熱だけではどうにもならない才能の壁はあるんだよ。」