モーニング考

■モーニング考
 朝は家人を職場に送って行く途中で、二人でいつものパン屋さんでパンとコーヒーで朝食である。いわゆるイートインコーナーでコーヒーは一杯のみ無料で飲める。
 それから、最近新しくできたコーヒー屋さんにモーニングを食べに行く。朝食のダブルである。(ブクブク)
 最近、コーヒーを頼めばトーストとゆで卵が付いて400円の店が3件進出した。価格は安くないが、まあ一回ぐらいは見ておきたい。
 自分がコーヒーショップに行く目的は一つである。本を読む場所を確保するのが目的である。値段だけを考えると、自宅でペットボトルのコーヒーを飲みながらがいいが、すぐに眠ってしまう。人生は短く、時間は有限である。まあ、疲れたら休めばいいのだけれど、だらだらもしたくない。
 今までで一番はコンビニのイートインである。200円代で済む。しかし、うるさい。次はドーナツ屋さんで320円である。コーヒーがお代わりできるが、薄汚いおっさんやケバイばーはん達が大声で話すのでとてもゆっくり読めない。
 新しく進出したコーヒーショップも400円と幟旗が出ていた。
 カウンターに案内されて、モーニング専用メニューを見ると、モーニングセットがA,B,C・・・・と出ている。Aセットで380円とあった。迷わず頼んだ。

 サラダもヨーグルトも付いている。そして、伝票が丸めて入れられた。裏からでも2行印字してあることが分かったので、取りだすと、コーヒー代金が別になっている。普通モーニングセットならコーヒーが付いているのが普通だろうが・・・・。
 まあ、こっちが勝手に間違えたのだから我慢するか。コーヒーの味が旨かったらいやな気分もなくなるだろうと、一口すする・・・・・・。
 もう来ることはないと決まった瞬間であった。消費者の盲点に付け込んで暴利をむさぼろうとする経営者の姿勢が丸見えである。さようなら〜。
 今日も朝からどんよりとした曇り空である。日差しがないので写真がやめた方がいいと判断し、実家にある古書の整理を行う。40kg廃棄した。玉の汗がでる。なぜ、40kgと分かるかというと、スーパーの機械で1kg=1円でポイントが付くことで分かる。これを考えると、看板で高価買取をうたっている古本屋の手口が分かったようだ。持っていくと、どれも値段が付かないか、全部で10円ぐらいとしておいて、どうされますかと聞き、処分してくれというと、喜んで古紙回収に出しているのではなかろうか。運送費も要らず手間賃が稼げる。今まで気づかなかった自分が愚かしい。