休養

■休養
 家人の早出の日である。7時過ぎから行動開始である。送った後は図書館開館までの間マックドで時間を潰すのが恒例であった。しかし、今日は風がある。そこでコンビニで飲み物を買い、二口の公園の木陰の出来ているベンチで本を読んだり、思索に耽る。
 日陰の風は気持ちがいい。横になり目をとじていると、チカチカする。太陽の光を遮断している木の葉が風に揺れ、一瞬太陽光線が直射するためである。木漏れ日というのかどうかは知らないが、かぐや姫の歌を口ずさんでいた。
 昼は珍しく、子供がラーメンを食べたいと言ったので近くのラーメン屋さんに行く。
ギョウザと半ライスも付け腹いっぱいになる。

 午後からは集まったペットボトルを資源回収場所へ持っていくことにした。ゴミ袋一杯である。そのまま放り投げようとしたら、注意を受けた。中を軽く洗い、キャップをとり、セロファンも取り、足で潰してください。
 「何ぃ!」そんな面倒なことが出来るか、と持ち帰って来た。資源というからはお金をくれるのかと思ったら、そういう決まりということだ。単に、ルールやしつけや環境問題の意識付けが大事だという刷り込みで、負担を消費者に押しつけているだけではないの?
 頭に来たので、毎週のプラゴミ回収日に出すことにした。これだって、高い住民税を負担しているのである。まったく、環境と言えば何だって許されると思っているのか!
 夕方の迎えまでゆっくりできた。休養は大事である。