第2の人生

■「漢字はすごい!」(山口謡司著、講談社現代新書、2013年)を読む。
 最近漢字が書けなくなってきた。ワードの影響なのは確実である。
「現代の日本では、、常用漢字を2136覚えれば〜」
擬声語や擬態語を合わせて『オノマトペ』と言う」
「詩を学ぶことによって、共通語を身に着け、語彙を増やすことができる」
「話す言葉は消えて行く」
「椿 榎 木秋 柊 桐・・・春つばき 夏はえのきに 秋ひさぎ 冬ひいらぎに 同じくは桐」
「人二人持ちつ持たれつ『仁』の徳
 羊をばこ示巳って我の『義』理を立て
 中心の働くところ『忠』となり
 老親の労り仰ぐのが『孝』行」
「言葉は生き物である。」

■第2の人生
日経新聞からの抜粋である。
「ここ3年ほどの間に、1万人をはるかに超える社員が去ったルネサス エレクトロニクス。「電子立国ニッポン」を支えてきた元・社員たちはその後、どのような居場所を見いだしたのだろうか。
 いざ仕事を始めてみると、意外にも半導体技術者の仕事と本質はまったく変わらない。全国の店舗で提供する牛丼の味は、店の場所や一日のうちの時間帯によって微妙にばらつく。こうしたばらつきを抑え、どの店でも時間帯によらず“うまい牛丼”を提供できる環境を整えることがミッションだ。「ばらつきを抑えること」は生産畑を歩んできた本間にはなじみの深いテーマだった。
2013年2月に地元・山口のJR小野田駅近くに居酒屋風鉄板焼き店「大和や」を開業した。
 営業時間は昼11時半から深夜0時まで。店を出るのは深夜1時を過ぎ、翌朝10時には仕込みが始まる。時給にしたら、ルネサス時代の足元にも及ばない。
  古巣と競合するビジネスはやらない。奥山はそう決めていた。そこで新会社ではルネサスとは違うタイプの混載フラッシュメモリー技術を開発し、そのライセンス事業を手掛けることにした。「Single-Gate型」のSONOSフラッシュメモリーだ。」