ライフイベント

■ライフイベント
 人生設計といえば大げさだが、定年後の計画を練るために必要なことは、今後のライフイベントを加えておくことだと考えている。自分の場合は、引当金の理論を当てはめている。財務諸表論をかじったことのある人なら理解いただけると思うが、引当金の設定は、『発生の確率が高く、金額が合理的に見積もれること』となっていたはずである。自分の計画の場合は、もっと厳格に『発生が確実で〜』として加えている。
 20日にこれにぶち当たってしまった。しかし、やっていることと言えば実家に行き、朝から晩まで炬燵に入ってテレビを見ていることが大半である。自宅に帰る時間は、朝食、昼食、夕飯、入浴の時間で合わせても1時間ほどである。そして、夜中も眠れない。夜中の1時代、2時代、3時代、4時代、5時代と全て覚えている。こういう缶詰生活が3日3晩であった。
 眠っているのか起きているのか、起きているのか眠っているのか、そんな感覚で3日間過ごす事になった。
 今日で一段落したが、この後も何かと気ぜわしい行事が続く。

■「老優の述懐」(竹岡準之助著、幻戯書房、2014年)を読む。
「昔のことが懐かしくなるのは完全な老化現象です」
「具眼の士」
「年をとっていいのはね、あんまり苦しまんで死ねるのだそうですよ。」
「失意の果て落ちぶれた者は北をめざす〜」