ファミレス

■ファミレス

 昨晩は自分の部屋で眠った。3方向開けっ放しで扇風機を回す。これでは、脱水症状になるのではと危惧されたが、この肥えた内臓に含まれる水分は大量のようでなんともなかった。今日も4時過ぎに目覚める。昼寝をしているので夜はなかなか寝付かれないが、起きる時は早い。そして、新たに発見があった。昼寝をしているときにも経験しているが、眠たいときでも、一瞬エネルギーがみなぎる瞬間がある。あれは、なんだろうと考えていた。素人なりに考えた挙句、REM睡眠のサイクルである90分であろうという結論に至った。90分ごとに眠りが浅くなり目覚めるのであろう。

 今日も暑くなりそうだ。エアコンの部屋は全て占拠されているので家族が起きてこないうちに、早々と避難しなければならない。そこで、徒歩2kmほどのファミレスに向かった。7時前にもかかわらず日差しは強く。日陰を選んで歩く。道路は真っ直ぐではないので、ある地点から日陰が反対側に出来る。そういう場合は、躊躇なく道路を横断する。

 ファミレスの横を窓越しに見て驚いた。満員である。まさかと思いながら入店したら、いつもは1名しかいない店員さんが4名で対応している。電源席を希望したが、全部埋まっており、二人用の席を勧められた。まあ、仕方がない。薬を服用するためにモーニングセットを頼もうとしたら、いつもあるはずのモーニングセット用のメニューはなくてグランドメニューしかない。少し高かったが和食のモーニングを頼んだ。

 食べ終わって入り口を見ると行列ができている。まだ、7時代である。老若男女が入り乱れている。早朝のこういう光景は初めて見たようだ。ドリンクバーが付いているので、ゆっくりとなめるようにしながら、時間を稼ごうと考えている。

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 それでも9時を過ぎるようになって空いて来た。電源席もいくつか空いたが、面倒なのでこのままにする。BGMを聞きながら目を瞑ると眠ってしまったようだ。時刻を確認すると15分ほど眠っていた。幸いだったのは、隣の席にやはりパソコンを操作して、仕事のようなことをしている人がいることだ。今日は、彼がベンチマークだ。

 11時近くになり、そろそろランチメニューである。隣の青年はもくもくと取り組んでいるが、自分は根気が続かなくなった。そこで、店を出る。外に出た途端に痛いほどの日差しが照り付ける。雨傘をさそうかと考えたほどである。涼を求めてさすらうことになるが、お金がかかるところは最後にして、図書館に向かう。ここの涼しさは申し分ない。パソコン席は2席しか空いていなくて滑り込みセーフであった。ここで、ゆっくりパソコンとスマホを充電する。今日も混んでいるが、五月蠅くはないのでボ~ッとするには最適である。

 昼はデパートで外食しようと考えている。何にしようかと考えるが決まらない。まあ、メニューを見てからになるだろうなあ。昔は暑い日は熱いラーメンというのが定番だったがこのごろは食指が動かない。昼は準備してあると思うが帰宅しても涼しい居場所はない。昼食後は、セカンドオフィスでゆっくりコーヒーでも飲もう。夕方少し涼しくなったら徒歩で帰宅である。

 外食を試みるも、こんなんで800円か千円かと思うとどうも食べる気がしない。そこで、スーパーへ寄って1300円ほど買い込んで帰宅する。外食は一人の場合安上がりであるが、200円ほどの食材に800円出そうという気にはならない。帰宅すると、全員が居て出かけるところであった。遅い昼食のようで、ホテルのランチへ行くようである。

 昼食後、誰もいなくなった部屋で昼寝である。そうして、2時間ほど眠ったろうか。一番近いセカンドオフィスへ向かい、今日初めてのコーヒーを飲む。

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 明日も猛暑日のようである。さて、どのように過ごそうかと悩む。

■「崩壊の森」(本城雅人著、文藝春秋、2019年)を読む。

「~自分の字さえ読めなくなる~」

「戦争を起こしたのは国なのに、その後の処理は社会に丸投げしてやがる」

「~ゴキブリが餓死していた。」

「記者の報道になんの意味がある。」

「卵焼きを作るのになにも家まで焼いてしまうことはない。」