まめなけ

■まめなけ
 今日は雨である。久しぶりに本を読みたいとマックドに行こうとする。割引券のチラシが入っていたためである。お気に入りは呉羽にある店である。明るく広くつろげる。そろそろ出ようかと考えていたら携帯電話が鳴った。誰?と思ってみるとテラさんではないか。これは懐かしい。用件は、近くに鳥の巣があるので毎日見ているが名前を知りたいということであった。クチバシが黄色でハトより大きく、全体的に茶色で羽根の一部が白いということであった。う〜〜〜ん。熟練者ならこの情報だけで分かるだろうが自分では無理であった。テラさんの顔も見たかったので、そっちへ行くとし電話を切った。朝日町である。朝日町ではキャッチフレーズを作っており、それが「まめなけ朝日町」というらしい。
 図鑑も持参して確認するとケリということが分かった。
 ケリのオスである。(図鑑登録)

 ケリのメスである。(図鑑登録) 常に巣の近くにおり、一回り小さいのでメスと断定した。

 ケリの巣である。卵が3個見える。(図鑑登録)

 ケリの抱卵である。(図鑑登録)

 テラさんは畑仕事の予定であったが、雨なのでできず時間が出来たとのこと。自分のことを思い出してくれて嬉しかったね。しかし、ここからが、すごいことになった。
 まあ、お茶でも飲まんまいか、ということでどこか気の利いた喫茶店を期待したが。名産、バタバタ茶の店であった。囲炉裏が安らぎを与えてくれた。

 そして、お土産も買ってくれたのであった。名産ラジウム豆である。この他にお茶のペットボトルとミョウガずしのお土産であった。

 次に温泉へ行かんか?というので、小川温泉に向かう。そこで昼食をごちそうになる。

 目当ては露天風呂と言うことで10分ほど歩く。まるで、猿でも入って来そうな場所で感動であった。

 入っているところを撮ってもらった。タオルはまっさらのをプレゼントしていただいた。

 向かいには山がそびえ、樹木や草花に囲まれての温泉である。これは、最高!!
 次は、小川温泉本館の温泉に入るという。まさに、温泉三昧である。

 露天風呂と大浴場に入り、身体も洗った。少し湯あたりしたようなので、水シャワーを浴びで扇風機で乾かしていた。
 これでは終わらなかった。ここには、夢創塾という山の生活が体験できる場所があり、テラさんとNさんは知り合いであった。施設を案内していただいた。テレビで見ると同じしゃべりでした。

 最後にテラさんの家でススタケの煮物をいただいた。山菜は一回にリュック一杯に採るということであった。それを何回も行うということ。スケールが違う。
 そして、黒部スイカの種から芽吹いた苗を明日植えるということであった。登山計画書ももらった。

 ケリの雛が孵ったら連絡を頂くことになっている。ケリの雛は図鑑にも載っていない。
 今日は、テラさんに会えて良かった。全部ごちそうしていただき、お返しはどうしようかと少し考える。心が十分温まったが、温泉だけではなさそうだ。
 今日もいい日であった。