室内研修会

■室内研修会
 朝から足腰が痛く起き上がることもしんどい。片道12時間一般道運転および車中泊および登山が効いているのだろう。
 5月は何かと物入りの季節である。朝指令が出て、振り込み2件、神奈川県からも指令が出て、本を借りて来いという。調べると車では駐車料金のかかる図書館にしかない。車を自宅へ置き、日焼け止めを塗って徒歩で向かう。往復で10kmほどになろうか。
 しばらく昼寝をした後、家人を迎えに行くが少し早く出てチェックポイントを調べる。
 啼いていないホオジロである。

 今の季節花が見事である。
 キリの花である。匂いもいい。

 これはアオジかな?

 ちょっと暗くて分からない。

 これは、花が下に向いており、小葉の先端がひっこんでいるので、ニセアカシアである。ハリエンジュともいう。

 これはミズキであろう。

 夕方、富山県ナチュラリスト協会の室内研修会が予定されている。I先生が講師なので、何がなんでもいかなければと家人に送ってもらう。二上山散策で初めてお目にかかり、この人は別格だと思い隠れファンのつもりである。
 21日に恒例の美女平観察会があり、そのプレ講義なのだろうか「美女平の観察ポイント」というタイトルが付いている。

 最初から、圧巻である。話される全ての内容は初めて知る内容であった。ここまで調べるのかという内容である。著作もたくさんある先生であるが、偉ぶったところがまったくなく、本当に知っている人だなあと感心しっぱなしであった。
 自分の樹木の話を幼稚園レベルとしたら、今日の話は大学院のゼミレベルであろう。
 花の形や構造には理由があるという、ことを専門的に話された。例えば、スギは何故大量の花粉を飛ばすのか、と言った内容であった。
 ポリネータという言葉を初めて知った。