料理教室

■料理教室
 朝家人は夕飯の準備をしている。夕飯はハンバーグであることは分かった。
 そして、今日は料理教室である。今回は洋食ということであった。
 頭に付ける三角巾は料理中に髪の毛などが入らないようにするものだと思っていたら、スキンヘッドのNさんが器用にテカテカの頭に三角巾を付けている。
 今日は4名欠席であり、その内の一人はドタキャンである。次回、今回分の材料費800円徴収と電話されていた。
 メニューはターメリックご飯にハンバーグにじゃがいものスープにコーヒーゼリーである。
 材料である。

 自分達の班は、じゃがいものスープである。タマネギとジャガイモを茹でてミキシングして、牛乳を入れてから冷やすというものであった。
 ハンバーグは塩麹だけが調味料である。これで繋ぎが不要になるばかりか、冷めてもおいしいという。
 タマネギのみじん切りは、実演していただいた。調理室全体にたまねぎのエキスが飛んでいるのか目が痛い。

 ハンバーグは火が強すぎたため真っ黒である。隣ではスープ作りである。

 今日も11時半には完成である。
 ワンプレートに盛り付ける場合は、皿の内側の線をはみ出してはいけない。

 このごろになるとお互い顔なじみになっており、味や作り方で少し話が出るようになった。

 午後からは、少し散歩しようと頼成の森に出かける。たくさんの野鳥が鳴いていたが、葉が茂っておりなかなか見つけることが出来ない。
 かろうじて、エナガを撮る。

 気温は暑かったようだが、森の中はいい風が吹いており気持ちが良かったね。

■「アジサイはなぜ葉にアルミ毒をためるのか」(渡辺一夫著、築地書館、2017年)を読む。(その1)
ネムノキ・・・ブラシの毛のようなものはほとんどがオシベだが、メジベも何本か混じっている。」
ネムノキの就眠運動は、単に光に反応しているだけではない。人間と同じで、起きる、眠るという一日のリズム(概日リズム)が存在し、そのリズムに従って葉を開いたり閉じたりするのである。」
「〜野生のサザンカは九州や四国の一部にしか分布しない。」
ソメイヨシノの花芽は、秋の間しっかり休眠した後、冬の寒さにさらされると休眠が打破され、目覚める。〜サザンカの花芽は、冬に休眠をしない。」
「ナツツバキは、春に若枝を伸ばして若葉を開く。その後、花芽をつくって成長させ、5〜6月に開花してしまう。」
「原種の(サザンカ)の花色は白である。」
ガクアジサイは、おもに伊豆諸島に自生する日本の固有種である。」
アジサイの葉には毒がある」
「土壌がpH5.5以下の酸性に傾くと、青い花が咲き、pH値がそれ以上のアルカリ性に傾くと赤みを帯びた花が咲く。」
アントシアニンは赤と青のどちらの色も生み出す〜」
「アルミニウムはアジサイにとって根の成長を妨害する有害な物質である。」
「〜コシアブラという木は、葉にマンガンを蓄積する。」
「日本のヤブムラサキやオーストラリアのユーカリは、金の粒子を葉にため込む〜」