観光ガイド研修

■観光ガイド研修
 今朝東京から戻って、仮眠して研修会に出席した。正式には、とやま観光未来創造塾という覚えきれないような名前である。今後は、観光ガイドでいく。
 この研修は、いわゆるプロの観光ガイドを養成しようとするものである。

 受講料は5千円と高かったが、これ以上の内容であればいいと最後に考察する。
 正式な県の事業なので知事さんの挨拶である。受講者は70名で、それぞれコースがあり、外国人向けのインバウンド専攻コースが今年新しく新設されたようだ。トーイックという語学検定で730以上だと登録ができるらしい。英語検定準一級というがどの程度なのか分からない。確か自分は4級も落ちていた記憶がある。

 2名の著名な方の講演があった。

 日ごろ何気なく見ていた街並みや風景も理由があることが分かり、いい気づきが得られた。

 カリスマと呼ばれている先生の話は衝撃であった。目標は儲けることであることをトクトクと語られた。そして、未来のことも考えなければならないということも重要である。例として話されたのは、スイスでのことである。スイスでは、65歳以上の人の年金を増額する法律では、若者の大半が賛成したが、65歳以上の人がほぼ反対したため不成立になった話がある。
 また、二宮尊徳の言葉を紹介された。
 「道徳なき経済は大罪であり、経済なき道徳は寝言である」

■東京編
 登山で腕を怪我した場合の止血方法の講義があった。間接止血法である。自分の手首で脈を取りながら、相手に押さえてもらうと、手首の拍動が止まる。このまま動かなくなってしまうのではないかと不安になる。
 葉っぱでバッタを作る実習では、時間内に完成できず、数人いた落ちこぼれの一員になってしまった。これは、200円程度で販売できるだろうと、紹介されたユーチューブで練習するつもりである。
 今回で8割ほど終了した。この試験に合格された方は3年かかったと話されていた。この時は、働きながらではそんなに時間はなかったのだろうと大変だったねと心の中で同情に似た気持ちで聞いていたが、今思うと、これはとんでもない自慢話ではなかったかと思う。
 自己実現は究極の暇つぶし。
 IMPOSSIBLEとは不可能という意味である。IとMの間にアポストロフィを入れると、I’m possibleという私は可能である、の意味になる。
 好きなことを真面目に続けていれば、自分ひとりぐらいは食べていける。
 便利になるとボケてしまう。ペットボトルのスクリューキャップが開けられない若者が増えているという。現在、回すという文化というか習慣が無くなったためである。また、レポートをパソコンのキーボードでは遅いので、スマホで作成している人が増えているという。便利になって進んだのはボタンを押す機能だけのようだと結ばれた。
 せっかく自費で東京に来ているのだから美味しい物でも探そうと思い立った。朝食は和食、昼食はサンドイッチと総菜パンなので、夕飯は麺類とした。店を探すのに、スマホで検索するようなつまらない方法はしない、自分の足で歩き、自分の目で判断するのである。