呉羽山散策

呉羽山散策
 今日は、フォレストリーダーのイベントである。先日下見して来た。小学4年生の宿泊学習の一コマとして計画された。
 場所は、呉羽青少年自然の家である。自家用車は空いていたはずであった。少なくとも昨日の夕方までは。しかし、北海道へ行く一番目が引っ越しの準備で使うという。家の自家用車優先順位は、子供>家人>自分である。
 歩いて行く訳にも行かないので、家人を一番目が送って行くことにして、その前に自然の家まで送ってもらうことにした。分刻みのスケジュールである。8時頃に自然の家に到着出来れば、帰宅後家人の職場まで間に合う予定であったが、なんと無茶混みであり、到着が8時10分であった。そのため、職場まで間に合わず、家人は半休を取った。

 今回のイベントは、フォレストリーダー8名で担当する。ムーランさんが責任者でその他はお手伝いである。ムーランさんの準備の大変さが見えるので、自分にはできないなあと思いながらであった。大半が新人フォレストリーダーでの担当である。
 出発前、エンジュの樹にゴマダラチョウが止まっている。スマホで撮影する。

 40名近い人数はやはり多い。一人7〜8名担当で解説しながら遊歩道を歩く。しかし、この解説は、植物の名前の説明はしないで欲しいという要望があったり、ナチュラリストであることを忘れて対応してもらいたいという指示もあったりと、いったいどうすればいいのだろうと思いながらの始まりであった。

 生の生徒である。私は一班の担当になり先頭を切って歩く。タケノコがニョキニョキと出ており生徒たちは興味があったようだ。そして、91段の階段上がりでは、声に出して段数を数え大いに盛り上がった。こっちは、付いて行くだけで精いっぱいである。そして、93段だったとか、92段だったといいながら盛り上がっていた。
 植栽場所で呉羽山の歴史やタケとの付き合い方などの話がある。

 下見の時には汗びっしょりになったが、今日は風が良く吹いてくれてからッとした天気であった。
 そして、竹をチップにして積んであるところに、カブトムシらしい幼虫がいたことから、全員グルグル巻きに取り囲み感動していたのが印象深い。
 年間100回以上開催され、来年の2月まで予定が埋まっているフォレストリーダーの活動について、自分は緒についたばかりであり、今年いっぱいは様子見で対応したい。