■立山山麓BW
今日は、加入している鳥の会のイベントである。毎年恒例の立山山麓で夏鳥などを観察する。日曜日であったが、家人が出勤日であり、送り迎えの関係から自分は遅刻して参加した。
野鳥の観察会であるが、自然観察が自然になされる。まあ、野鳥も自然である。そのため、進み方が遅いので到着して直ぐに追いつく。
すると、後ろの方でマムシだという声がする。
一般的にはどうなんだろうねえ。マムシがいるとそこを離れるか観察会を中止する人の方が多いのではないだろうか。しかし、この会の人は、「どこ?、どこ?」とマムシの方へ近づいて探るように見入って撮影するのである。自分も自然とその仲間になってしまったようだ。
しばらく歩くと、再びマムシが這っている。この時は、これは赤で旨いという人もいたり、焼酎に漬ける方法を確認し合ったりであった。
マムシも相手が悪いと見えて、スゴスゴと退散してしまった。
観察会の様子である。今日は野鳥が薄い。昨年はキビタキやイカルが多くいたが、今日はかろうじて、キビタキやサンショウクイの声がするだけであった。
野鳥観察会なのに一羽も撮れないでは情けないと、樹の上で鳴いていたヤマガラを撮る。
ウリノキに花が咲いていた。特徴的な花である。
標識はモミジイチゴとなっていたが、違うようだ。少し調べたが分からず、ニガイチゴの変異か分からず。
参加者は12名で、観察できた野鳥は、トビ、キジバト(声)、アオバト(声)、コゲラ(声)、キセキレイ、サンショウクイ(声)、ヒヨドリ、キビタキ(声)、シジュウカラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ(声)、ホオジロ、カワラヒワ、イカル(声)、ハシボソガラスと15種であった。昨年が24種なので、少なかった。