■初夏の自然観察会(美女平)
今日は、富山県ナチュラリスト協会の行事で美女平で観察会が行われる。テレビ、ラジオでずいぶん宣伝していた一般参加者の参加が可能な行事で類似の行事は年間5回行われる。
集合は8時半に美女平駅前である。多くの方は、さて何時のケーブルに乗ろうかと思い悩んで行動されると考えている。しかし、現在失業中であり、老後破綻イーシャンテンの自分にケーブルカーに乗って集合という選択肢は無かった。
材木坂を利用するのである。まあ、標高差500mぐらいの登山だと考えればいい。そこで、自分が考えなければならないのは、何時に登り始めようかということであった。昨年は9時集合で90分前で登ったら10分ほど遅れてしまった。
そこで、十分余裕を見て120分前で6時半に登り始めた。天気はいいが、体調は悪い。
看板が破壊されている。この時期は登山道が整備済というのは幻想であることは承知していた。かなり荒れているだろうことは容易に想像できる。
思いのほか急登であった。しばらく歩いていると、なんと26会のT堂さん家族に抜かれる。相対的にすごいペースであった。
野鳥もたくさん啼いていたが、若葉が茂り出しどうも発見できない。キビタキには見えない。
すると、下から女性の声が聞こえて来て、26会のtomotanさん、直之介さんに抜かれる。
そして、くさのさんがトレイルランでもしているかのように抜き去った。
間に合わないかもしれないが無理は出来ない。結局、集合時刻に15分遅れて到着した。
受付は9時までだったので、間に合ったが、一般の方ですか?と問われた。永久に無名の新人である。(よしよし!)
規則では、制服を着て来なければならないが、普段着で臨んだ。
ヒガラが飛んでいる。
会長さんやスタッフの方々の挨拶である。一般35名ほど、会員45名ほどと見た。
また、ヒガラである。
コースは2通りある。長距離と短距離である。私は、迷わず短距離コースを選んだ。
ここから入るのである。まだ残雪も残っているので心配したが、十分に締まっていた。
解説のリーダーは養成講座の先生たちであった。しかし、何回も自分に振られた。抜き打ち解説である。ギフチョウ、野鳥、樹木の構造などを話させてもらったら結構受けたね。
ミツバオウレンは初見ではないだろうか。いつも見るのははキクバオウレンである。
トイレの近くで昼食をとり、ありがたい話を聞き、戻る。
カワラヒワである。
ここからが大変であった。閉会式後、材木坂で下山すると知られると、我も私もと14会、23会、26会、他で13人に膨れ上がった。13人で材木坂を下る。
途中にお地蔵さん?があったので案内してもらった。
ハシゴのある場所である。
最後の方で猿さんも祝福してくれたようだ。下山は1時間45分ということであった。皆満足そうに解散した。
私は、いつものように、熊王の水でペットボトルを満たし帰路に着いた。