空港

■空港

 どうも咳が止まらない。ここ数日質の高い睡眠が得られていない。自分の中にある抵抗力で治そうと考えていたが、降参して白旗を揚げることにした。やはり加齢に伴い弱くなっているようだ。一昔前の人は気力で治していたんだろうと、弱体化し続ける我が身に思いを馳せる。

 そんなもの自己責任だろうと、一笑に伏されるだけである。車ばかり乗って、歩いていない。山へ行くにも面倒さが頭をもたげる。もう手遅れ感が強い。朝一に病院を訪ねる。どうされましたか?と問われたので、くしゃみ、洟、鼻詰まりに加え、咳が止まらないと応える。

 診察室へ入ると、先日の血液検査とガン検査の結果から説明される。なんとか登山は出来るようだ。しかし、ある値が閾値以上になっており、その原因を聞いたら、肥満と加齢ということであった。出された薬は6種類もある。家人は痩せれば下がるといいながら日々大量に美味しいおかずを作ってくれている。

次回(12月)の検査でも下がって無ければ投薬になるという。薬だけで満腹感が出そうだ。出された薬は直ぐに服用する。えっ?もう効いている。これなら数日で治りそうである。

 今日は家人と三番目が帰国するので、空港の国際線待合室で待つ。涼しくて快適であった。

f:id:zen_chi:20190617183048j:plain

 帰宅後、セカンドオフィスへ向かう。2kmほどの距離であるが、なんだかんだと考えながら歩いていたら直ぐに着いてしまった。今日は先日アンケートに応えてゲットしたサイズアップ無料クーポン券を使った。忘れる前で良かった。何故か混んでいる。外は風がいい感じで吹いており、涼を求めての入店ではなさそうである。

f:id:zen_chi:20190617183112j:plain

 いつもの時間とは違っているにも関わらず、例のおじさんがいる。ただ、前を向いているだけの人である。自分と似たところがあるので、今回も横に座った。似たようなおっさんが二人並んで、目を閉じている姿は、面白さを通り越して不気味であろうか。入店してからもう3時間は経つが、コーヒーが無くならないので帰れない。サイズアップなどするものではない。疲れたので目を閉じる。お隣さんは、帰ってしまった。

 身体の健康を保つには、登山のように体重が下半身に繰り返し来るような運動がいいようだ。そして、それに代わる方法に四股踏みがある。しかし、家の中は土間がなくフローリングではドン・ドンと音がして出来ないので、公園のようなところがいいと思っている。今の自分の体型では相撲部の練習に見られるか、変人に見られる可能性が大きく悩ましい限りである。加齢なる変人である。

■「断固、森を守る」(田島信太朗著、PHP、2019年)を読む。

「今の林業政策では日本の森は守れない」

林業とは何か~木を植える、育てる、伐る、そして、また植えるの繰り返しである。」

「葉枯らし乾燥」