秋の一日

■秋の一日

 京都での登山に続き、高速バスでの寝不足と庭木の剪定作業が続いて身体全体に疲労を感じる。テーブルの上の栄養ドリンクに手が延びそうになったが、何かの割り込みがあって手に取ることはなかった。

 今日は家人が遅出なので、朝食後、午前中はセカンドオフィスへ向かう。玄関のドアを開けると高い気温で全身が包まれたが、適当に風も吹いており、快適に歩けると向かった。まもなく、バス停というところでバスが見えた、そのまま自分と並走するような形になり、バス停には同時に到着した。実は、バスが見えた時点でプリペイドカードをリュックからだしながら歩いていた。これも何かの縁と考えてバスに乗り込む。目的地には直ぐに到着したが、つかの間の快適な空間であった。

 この店に来たのは久しぶり感がある。8割がた席が埋まっていたが、臆せずに真ん中に座る。ここは、スピーカーの真下で一番よく音楽が聞こえる場所なのだ。なかなか知っている曲が掛からないと思っていると、カーペンターズのカバー曲が掛かった。その後も聞いたことのあるようなないような曲がかかった。やはりオリジナルも掛けてほしいなあ。

 林業カレッジに書籍の問い合わせをしたが持ってないというので、図書館の司書さんに確認してもらうと2冊とも保有しているというので、予約した。かなり専門的な本なので驚いている。

 さて、帰りは雲行きが怪しかったのでバスにしようとしたら、10分ほどの待ちがあったので、徒歩で向かう。1分ほど歩いたところで、バスに追い抜かれる。どうも時刻通りの運行がズレているようだ。そのまま歩いて行くと、もう5分で到着というところでポツリポツリと来たので、小走りになる。帰宅後は、汗が出ておりエアコンを付ける。

 こういう日は、出歩かないようにする。そこで、コンブの佃煮を作ることにした。たまには美味しい味噌を、ということでデパートで樽入りの味噌を買ったが、なんと周りにコンブで包んである。味噌が無くなったので、このコンブをどうするかが課題になっていた。最初は、出汁にでも使おうと考えていたが、家人に拒否られる。そこで、ひらめいたのが佃煮であった。

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 コンブを2cm大にカットし、水と砂糖と醤油でコトコトと煮込む。焦げないように何度もかき混ぜる。スプーンにこびり付いたので味見をすると十分食べられるというか、ご飯のお供になることが分かった。

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 まだ、数枚あるので何回も作ろうと思う。

■「シルバー川柳 大安吉日編」(みやぎシルバーネット編、河出書房新社、2019年)を読む。

「今どきは 栄養良すぎて 逝けません」

「あの世から 呼ばれたようだが まだ行かん」