■竹とんぼ
竹とんぼの作り方は専門の方が載せられていると思うが、自己流の方法を整理しておきたい。
聞いた話であるが、竹とんぼにはねじり竹とんぼと削り竹とんぼがあり、大会などでは、ねじり竹とんぼが主流になっているということであった。
しかし、削りの方も今後、クラフトとして可能になると考えている。
まずは、直径が14cm以上のモウソウチクを伐採し、1年以上乾燥させる。
竹とんぼの羽の大きさを12cm×2cmとするので、12cmの流さで切る。この場合、節に近い場所は曲がっているので、直線で12cmの場所を切り取る。
断面に鉛筆などで2cmごとに印を付ける。
両刃ナタで割る。
続いて厚み方向であるが、ここでは2段階で行う、まずは、約半分に割る。
次に厚みが2mmぐらいになるように割る。
この後、ナイフで全体を整える。
次に、中心を正確に測定し、ポンチで印を付ける。
Φ2~3mmで垂直に穴を空ける。
角を丸くする。
次は、削る場所のガイドラインを引く。(引かなくてもいい。)
表2箇所、裏2箇所。
その後、薄く薄く削る。竹の繊維方向で先端が薄くなるように4か所削る。
次が一番重要な工程である。ゴミ箱として使用している紙の容器の角にナイフを突き刺し固定させる。
削った羽の穴の中心とナイフの刃先を重ねる。左右同じ重さでなければならない。
ある程度バランスが取れるまで、削り、確認を繰り返す。
続いて軸である。ここでは、長さを18cmとする。
竹を割る。
割った後は角ばっている。
それをナイフで形を丸く整える。
先端部分は紙やすりで滑らかにする。
穴に差して、瞬間接着剤で付けるのであるが、穴に差し込んだ後に、目の高さで回転させ、左の羽と右の羽の位置が同じことを確認する。要は、垂直であることが重要である。
手の平で擦るようにして飛ばす。飛ばす場所は、周りに人のいない場所で行う。