■シャットアウト
また、いつもの不要不急の一日が始まる。家人は出勤日であるが、運動不足解消に送り迎えは不要とし、自転車で通勤し出した。まあ、これまでも良くあったことである。
そのため、1時間は自由時間が増えたことになり有効に使いたい。人生は有限である。
天気が良かったのと、ハンドルテーブルという強い味方があるので、景色のいい公園へ行くことにした。呉羽山の公園である。しかし、駐車場の入り口にはコーンが立っており入ることが出来なかった。仕方がないので、呉羽山の遊歩道を歩くことにした。歩いていると、つまづきそうになったので、足元を見ると、タケノコが頭を出していた。
今日は道具を持ってきてないし、どの山も持ち主がいるし、まだ小さいので、大きくな~れ、と呼び掛けてスルーする。もうすぐタケノコのシーズンが始まるなあ。
予定ではなかったので、急階段は堪える。
結局、1時間ほどで帰宅することにした。
さて、昼は近い。野菜と肉を買って行こうとしたら、肉は50%引きになっている。賞味期限は今日になっている。1時間もすれば自分の胃の中に入るので一パック買う。
これを全部使ってラーメンを作ったら、肉増しラーメンになり、肉を持て余してしまった。多ければいいものではない。
ニンニクと生姜を入れたので食べてから、体の中から汗が噴き出る。これが治まったら行動開始である。歩数が少ないので市民プール横の公園に向かった。しかし、ここも駐車場は出入り禁止になっている。公園はシャットアウトである。自作したハンドルテーブルを使って公園でゆっくり過ごそうという目論見は一回も実施できずにドボンになったようだ。金返せ!材料費に110円もかかっている。
♪出るなと言われても 今では遅すぎた~
歩いていると、マスクが捨てられていた。2か所もあった。総曲輪ではマスクの予約販売と看板が出ていた。一箱3,000円となっていた。大阪では7枚入りを400円で購入できる券を配布するという。なぜ、こんなに高いのだろう。これまでは、一枚7~8円で50枚入りでも400円代であった。テレビでは原料価格が10倍とか言っているが、製品に占める材料費の割合は何パーセントだろうか。仮に、1円としたら、10倍でも10円である。それが、なぜ60円になるのか。これを機に儲けてやろうという人たちがいるようだ。いや、儲けることは悪いことではない。しかし、自分は買わないね。この県でも購入券が配布されるようであるが、自分の基準は1枚10円以下である。
こんなことを考えていると、フォークソングを思い出した。加川 良さんの「教訓」である。この内容のような対応をしなければならないと思っている。
■「百の夜は跳ねて」(古市憲寿著、新潮社、2019年)を読む。
「世界が腐りそうなんだ。」
「信じないと見えない。」
「~透明なコーヒー~」
「民主主義なんて建前に決まっているじゃないか。」
「私たちはみんな死んでいくの。」
「鏡は人を不安にさせる。」
「病気はね、受け入れるのか、闘うのかを決めるのが一番に難しい。」